「あんとにー!」
概要
※本記事におけるプレイヤーの名前はいずれも敬称略とします。
動画「XXハンター」にて、失恋の如く発狂していたXXハンターのもとにとどめを刺すかの如く現れた刺客。正式なプレイヤーネームはAnthony(アンソニー)。
ゲロ以下の臭いがプンプンするXXハンターを成敗した英雄の1人。
そのXXハンターはお礼を言う際に「tank you!」と言うほど英語が得意だったため、最初はAnthonyと言う高難度な人物名を読むことができなかった。
後にライに読みを「アントニー」(※)と言うと嘘を伝え、それに冒頭の発言で乗ったことからXXハンターにもアントニーと呼ばれるようになる。
流れとしては時雨(ときあめ)と同じような感じで定着したネタネームである。
※:一応補足しておくと、実際にAnthonyは英語圏の人名でよく見かけるものだが、日本語の表記を「アントニー」としている人もいる(主にアメリカ人)。これは英語の子音「s」「th」「ts」「t」が日本語では完全に言い分ける事ができないためで、実際聞き取りでは日本人の大半が認識できない。
プレイスタイル
Anthonyは元から用意されている定型文を使い、☆Lucifer☆の支援に回るスタイルを持つ。定型文にXXハンターが放った言葉を用意して徹底的に煽りつつ攻撃する☆Lucifer☆、ここぞというときに裏切りXXハンターを絶望の淵に追いやるライと比較すると、やや地味に思えるかもしれないが、レジェンドメンバーの名は伊達ではなく、XXハンター処刑人としては欠かせない重要なプレイヤーである。
まず、ハンター同士の対人戦においては☆Lucifer☆に匹敵するほどの腕前。その☆Lucifer☆では「私より強いです」とまで発言している。
更に、XXハンターが勝手に決めて、自分は平気で破る理不尽なルールにおいても十分に立ち回る。
それどころかルールの穴を突いて的確にXXハンターの妨害にかかる。
レジェンドメンバーの中ではさながら「師匠」といったところである。
戦記
アントニー無双編
失恋編の後に登場する。どういう訳かXXハンターに惚れられてしまった茉子が「人を傷つけないで」という約束を結ばせたのだが、堂々と破られてしまう。
結果的に茉子はXXハンターを見限ったのだが、肝心のXXハンターはほかのプレイヤーに責任転嫁をして発狂する始末。断っておくが相手は実は男性である。
そんなこんなでメンタル的に脆い時期に現れたのがAnthonyである。
この時のXXハンターはディノバルドとの交戦中にもかかわらず通報するとかほざき、電話する(演技)をしながら棒立ちする地雷行為をする。
そこへ粛清にかかったのがAnthonyで、ガンランスによる砲撃を行う。
逆切れしたXXハンターが、他のプレイヤーを協力させて3対1でAnthonyに反撃を仕掛けるが、前述の通りの腕前を持つAnthonyの前には全く歯が立たなかった。
尤もよく見ると、XXハンターの味方2人は中立を装っているだけであるが。
結果的にAnthonyの無双により、XXハンターは無様な姿を晒すことになる。
ルシファー最終決戦
基本的に相手の名前を覚えないはずのXXハンターには、アントニーの存在はあまりにも大きすぎた。
前述の戦いによる屈辱はもはやトラウマの域に行っているのか、思い出すだけでフラッシュバックしたかのように発狂していた。
☆Lucifer☆「草」
ちなみにこの時のXXハンターはアントニーのことを物凄く怨んでおきながら、アントニーの「ネタネームで呼んでくれてありがとう」と言う発言に照れているような様子を見せている。間違った読み方を知らないこともあってか、皮肉すら理解できない模様。
ちなみにこの時のルールは「ベースキャンプで攻撃したら反則負け」というものだが、爆弾は禁止されていないので、アントニーは小タル爆弾を仕掛けてXXハンターを吹っ飛ばしている。
更にはベースキャンプから降りては煙玉を放ち、すぐさまモドリ玉で帰るなど、的確な妨害でXXハンターを精神的に追い詰めた。(※)
役目を終えた後は、鎮魂歌を歌うライの隣で「さすがです!」「頑張ろう!」「ドリンクが必要です」といった定型文でコメントしながら、XXハンターの最期を見届けた。
※:煙玉は適切に使用したならば(まだモンスターから見つかっていない場合は)モンスターからの発見率を下げる効果があるため、HPの上限を上げることができる各種アイテム(主に秘薬)を使う間もなく1死後ベースキャンプから追い出されてしまったXXハンターにそれを使う時間を与えようとしたためという情けだったのではないか?という意見もある(XXハンターが戦いの場についてから数秒経ってアントニーが現れたのは、XXハンターがライからいきなり追い出された様子を見てから急いで追ったためである可能性が高い)。
しかしその場合XXハンターは燼滅刃ディノバルドから既に見つかっている状態だったので意味はなかったのだが、☆Lucifer☆との実力差を考えるとわざわざアントニーが嫌がらせのためだけにベースキャンプから降りる理由も特に無いため、情けのためだったと考えると自然だったりする。
もしくは単に誤ってベースキャンプから降りてしまい、せっかくだから煙玉で嫌がらせをした、あるいはモドリ玉と間違えて煙玉を使っただけかもしれないが。
なお、直前にXXハンターがベースキャンプから追い出された理由は、ベースキャンプから出なければ倒されることはないため、☆Lucifer☆(と燼滅刃ディノバルド)とのタイマンであるにもかかわらずベースキャンプに陣取ろうとするというXXハンターが反則に近い行為を行おうとしたが故の制裁である。
XXハンターはライの裏切りだと喚いていたが、「ベースキャンプでサボる奴はライが強制的に叩き落とす」というのはXXハンター自身が設定したルールだったため、実際には裏切りでも何でもなかったりする。
余談だが、その約70秒後の2死後でもベースキャンプからXXハンターがすぐには降りなかった(秘薬を使おうとした)ためにライから再び叩き落されているが、アントニーはこの時は降りずに行く末を見守っていた。