「どいつもこいつもぜんっぜんダメ!こんなの集めたってどうしようもねぇ。シャンネにゃまるでかなわねぇや…」
「じゃあなっ!!ナミダーーーーーっ!!ちくしょう…オレも…いい恋が…あったけぇ恋が…したかったな…」
概要
CV:山中たかシ(現・山中崇史)
ゲーム『天外魔境III NAMIDA』の登場キャラクター。神鏡に封じられていた邪悪な存在「アミ」の一人。長崎・最速城の主。通り名は「最速のイダテン」。
つむじ風を起こせるほどの素早い動きが特徴のアミで、素早さにかけては彼の右に出る者はいない。「オレの素早さは300だ!」など、何でも数字に置き換えて話すが、単位は謎。
豪快かつ短気な性格でさらに自己顕示欲が強い。
同じアミであるシャンネを愛していて、シャンネを倒したナミダ達を憎んでいる。
長崎中の女性を攫い、それぞれの女性達の美しい部分を寄せ集めた新たなシャンネを生み出そうとしている。だが、集めた女性達を見て「ダーメだダメだダメだダメだ!どいつもこいつもぜんっぜんダメ!こんなの集めたってどうしようもねぇ。シャンネにゃまるでかなわねぇや…。お前らもう用はねえ!帰りな!」とシャンネの美しさにはかなわないとあっさり解放。
ナミダとの戦いに敗れた後、「シャンネの敵討ち?…もうやめだ!新しい女?それもやめ!大体復讐なんて…バカらしい!それじゃゼクウと一緒じゃねぇか…」とシャンネの敵討ちも新しい女もやめたと言い、ナミダに「まあ、せいぜいがんばんな。いいとこまで戦えると思うぜ。さてと俺も好きに生きるか…。じゃあな、あばよ!」と好きに生きると宣言。それを聞いて現れたイチモツに「ゼクウ様に逆らうのか!?」と言われると、「俺は別にゼクウの子分でも仲間でもねぇよ!」「俺はもう手を引くぜ。せっかく自由になれたんだしな…」「さてと、新しい恋を探しに行くか…。じゃあな!」と言い返して去った。
マダラ城ではイチモツに取り憑かれて、自分の封じられた力を無理矢理解放させられてナミダ達と戦うことになる。戦いに敗れてイチモツから解放されたイダテンはイチモツを道連れに消滅する。
死の間際、ナミダに「おい…。その女、いい女じゃねぇか…。離すんじゃねぇぞ」「ちくしょう…オレも…いい恋が…あったけぇ恋が…したかったな…」と言い残した。
余談
キャラクターデザインを担当した辻野寅次郎氏のコメントによると、「プロット当初は"呪術師(シャーマン)"のイメージで、このキャラクターを描きました。」とのこと。
pixivでは
敵キャラだがその生きざまに魅了された熱心なファンが多く、定期的に作品が投稿されていて、作品数も多い。