諸元
名称 | WHM-6R ウォーハンマー |
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重量 | 70トン |
エンジン | VOX280 |
歩行速度 | 43.2km/h(4MP) |
走行速度 | 64.8km/h(6MP) |
放熱器 | 18基(追加8トン) |
武装 | 粒子ビーム砲(PPC)x2 |
中口径レーザー(ML)x2 | |
小口径レーザー(SL)x2 | |
マシンガン(MG)x2 | |
6連装短距離ミサイル(SRM6) | |
価格 | 607万0984 Cビル |
概要
バトルテック重量級の最大70トンのメック。
両腕の粒子ビーム砲(PPC)とそれをそれなりに捌ける追加8の放熱器、更には胴体に積んだ数多の近接火器による掃射で相手を殲滅することに長けたメック。(日本版では粒子ビーム砲以外の火器の一斉発射はブレストファイヤーと呼ばれる。)その火器の充実ぶりからどの距離でも1ターンに20点以上の転倒阻止判定を強いるプレッシャーを与えられる。
一方それのしわ寄せで装甲が中量級55トンクラス並とこのクラスとしては若干心もとない。しかも頭はともかく背中にもそれなりに装甲を回しているため、足はライフルマン並みしかなく、中口径レーザーを足に1っ発喰らった状態で接敵されるとキックで脚部中枢に致命的命中を受け以降の行動に支障が出かねない。マシンガンがなかなか弾数が減らないため胴装甲を剝がされた後そのまま弾薬に喰らうこともあり、敵をハチの巣にしたらこっちもハチの巣になって撃墜されてるなんてこともざら。
また、いくら放熱基を多数詰んでいるといっても遠距離の敵に両腕のPPCをぶっ放していると徐々に熱をためてしまうし近距離の敵に全弾発射するとさすがに放熱器では捌ききれず弾薬爆発の危険領域となってしまう。PPC片方と胴体火器の組み合わせならある程度は抑えられる(歩行しながら4~6の敵に攻撃するなら3点、1~3の敵に攻撃するなら5点)ので、この組み合わせをうまく活かしたいところ。
カスタマイズ
”元から防御力に不安がある”・”どうせなら静止状態でなら毎ターン両腕のPPCをぶっ放したい”という理由で、結構弄られる。
弄られるのは主に6連装短距離ミサイルとマシンガン。ミサイルをML追加2門にして残り2tを装甲に回せば一気に防御力も改善する(問題は公式でもバトルマスターやジェンナーやグラスホッパーが採用しているとはいえ4連MLは実用的だけどかなり安直設計)。この形式で浮いた
2トンを装甲ではなく放熱器にさらに回せば、遠距離でも静止状態から毎ターン両腕のPPCをお見舞いできるようになる。
新ルールだと歩兵に少々弱くなるがマシンガンの代わりにSL2門と装甲に換装するだけでも胴中央の致命的命中に猶予が出るなどかなり頑丈になる。浮いたトン数を装甲と放熱器にどれぐらい割り当てるかがカギとなる。
放熱器をかなり搭載していることから、幸運にも遺失技術である”高性能放熱器”をいくつか手に入れることができれば、熱や装甲方面の問題がだいぶん改善されるだろう。(よほどの幸運がないと目にすることすらできないであろうが・・・)
STEAM版
OPTIMIZED CAPACITORSというエネルギー兵器のダメージを20%増やす他のメックに譲渡不可能な装備を持っている。
但し、PPCの発熱が悪化したため両腕をPPCのままにしておくと真価を発揮しづらいので、片方もしくは両方をER(Extended Range-和訳は”射程延長”)大口径レーザーで妥協する必要がある。どっちかというと相手の特定部位を集中的に狙い破壊するアセンブリにするといいだろう。
関連タグ
デストロイド・トマホーク:元ネタ