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ウララシステム

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れーすじょうはうららのほのおにつつまれた

ウララシステムとは中長距離芝レースで逃げ脚質が最弱ウララのみだった時に起こるとんでもないレース展開のことである。

概要

まず、これを見て欲しい。

芝3000mのこのレースの出走メンバーは

  • 逃げ…ハルウララ(評価G)×1
  • 先行…メジロマックイーン×2
  • 追込…ゴールドシップ&ナリタタイシン×3

で構成されており、普通に考えるとマックイーンがハナを争い、ゴルシ・タイシンが後方で窺う展開になるはずなのだが、スパートに入ってないのにゴルシとタイシンがハナを争う一方でマックイーンが後方を走っている…など非常にカオスな展開になってしまっている。

対戦で適性外のウララを出すケースは5月頃に見られ、当時は「隊列を伸ばしまくることでバ群を固める」効果があると言われていた。これ自体は現在はガセであると結論付けられており、適性外のウララを対戦でそのまま出走させる理由は無くなったと見られていたのだが…

チャンピオンズミーティング菊花賞モデルのレースが開催されるにあたり、ルームマッチが実装されておらず研究がそこまで進んでなかったジェミニ杯(春天)と異なり追込環境が形成される中ウララはとんでもない爆弾を抱えていることが判明した。

レース場を走っているだけで出走する全てのウマ娘を混乱させるポテンシャルを抱えていたのである。

こうなってしまった理由

ウマ娘のレースは序盤で走る位置を決め、中盤でFとかGとかの適性でない限り列をなして走り、終盤でステータスに応じたスパートを仕掛けるという流れになっている。

序盤の位置取りは4つの脚質に大きく依存し、レースの前半では自身より前の脚質で走る一番速いウマ娘を追い抜かないようにある程度制限が課されており、位置取りは前の脚質を基準に決められる。大抵逃げが基準だが逃げが不在の場合は先行、逃げも先行も不在の場合は差しがハナを取りに位置取り合戦を行う。

ところがである。バ場も距離も全く適性のないウマ娘だけが逃げに徹したらこの仕様が裏目に出る。

上記の動画のように適性のないウララだけが逃げを打った場合適性がなさすぎてまともに走れないためウララは真っ先に沈んでいくが、他のウマ娘はウララを基準に走るため脚質制限があらぬ方向に作用してしまい、訳のわからないめちゃくちゃな走りになってしまったのである

レースの根本的な仕様に関わるため修正しようにも難しいものと思われる

尚、芝E長距離Eのスマートファルコンの場合、普通に中盤まで逃げウマに準じた走りをするため事実上芝中長距離のウララ特有の問題になっている。

ダート短マイルのスーパークリークでも同じことが起きるかは不明。まぁ短距離レースは逃先優位なのでわざとやらない限り起こらないだろうが…

対策としてはウララ以外に全うな逃げウマを編成すること。

これに尽きる。というかこれしかない。

元々「長距離は逃げが不利」という風潮のおかげで成立していた戦法であり、現在は長距離が主戦場の逃げウマ娘であるキタサンブラックが存在するため自然とウララシステムは成立しなくなることが多いようだ。

なお、ウララシステムの副次効果として「追込用回復スキルの『眠れる獅子』が発動条件を満たせなくなる」というものがある。

こちらは単純に「能力の低いハルウララが大きく離れた後方に取り残される」ことによるもので、完全にスキルの仕様通りの現象である。なので逃げである必要も、そもそもハルウララである必要も特に無く、他の逃げウマが存在していても問題無く機能する。

主に『眠れる獅子』を採用することの多いナリタタイシンを潰す手段として注目されることがある。

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