エア・アスタナ
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えああすたな
エア・アスタナはカザフスタンの航空会社であり、同国のフラッグキャリアである。
2001年にカザフスタンのナザルバエフ大統領による経済活性化プログラムの一環として外資の導入をためらう閣僚を押し切って新航空会社設立を打ち出し、BAEシステムズが協力を表明したことで設立され、2002年から運行を開始した。
実はカザフスタンにはそれまでエアカザフスタンという企業が存在したが、これはアエロフロートの分社化によって設立されたカザフスタン航空が1996年の事故をきっかけに国に接収されたものだった。大統領としてはエアアスタナ参入により沈みがちだった航空業界の活性化を目論んでいたが、結果としてエアカザフスタンは事故によって失った信頼を取り戻すことが出来ず2004年に解散することとなった。
その為、エア・アスタナは2004年からはその目的が変わり、エアカザフスタンに代わるフラッグキャリアとしての期待を背負うことになった。
具体的には株式の51%を政府が、49%をBAEシステムズが保有し、ルフトハンザと提携し、これまで国内線のみの運航だったものを旧エアカザフスタンの国際路線網を丸ごと移管されるなど大幅な変化があった。この体制は現在まで続いている。
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