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日本製のファンタジーテーブルトークRPG (TRPG)。

発売はゲーム・フィールド社。


概要編集

いわゆる「日本製のライトファンタジー」のノリをストレートに追求したテーブルトークRPG。"冒険ファンタジーもの"のアニメや漫画、ライトノベルやコンピュータRPGの登場人物のように、派手で豪快な必殺技を繰り広げるキャラクターをプレイヤーキャラクターとして操ることができる。


漫画やアニメやライトノベルなどのゲーム以外のジャンルで再構築された"ゲーム的ファンタジー"の世界観を、テーブルトークRPGに逆輸入しようというコンセプトで開発された。

このコンセプトを、エルジェネシスのルールブック内では「○○っぽい(マルマルっぽい)」という言葉で定義している。

要するに「どこかのファンタジー漫画で見たことがあるようなキャラクター」を手軽に楽しめるゲーム、ということである。


シリーズ一覧編集

創聖記エルジェネシス編集

エルジェネシスシリーズの第一弾。1996年発売。剣と魔法のファンタジー世界「ソフィア」の南方を舞台にしたゲームである。

スレイヤーズ』や『魔術士オーフェン』のような、ストレートなライトファンタジーのノリの再現をメインにしている。


神世紀エルジェネシス編集

エルジェネシスシリーズの第二弾。1997年発売。ファンタジー世界「ソフィア」の北方を舞台にしたゲームである。

魔導科学や機械帝国などのメカファンタジーの要素に注目したゲームで、『ファイナルファンタジー』をはじめとしたコンピュータRPG的なファンタジーのフォロワーを目指した。


学園戦国エルジェネシス編集

エルジェネシスシリーズの第三弾。1998年発売。今までとは打って変わって現代の地球を舞台にした学園バトルファンタジーである。

当時、一部のライトノベルやアダルトゲームなどで流行しはじめていた「新伝奇」や「現代ファンタジー」のノリをテーブルトークRPGの市場に先駆けて導入した意欲作である。


創聖記エルジェネシスⅡ(ツヴァイ)編集

創聖記エルジェネシスと神世紀エルジェネシスを統合してルール改訂を行ったバージョン。1999年発売。 戦闘にスクエアマップの使用が前提となり、より戦略性が増した。

また、GMがいなくてもプレイヤー同士が闘技場で戦うことで経験値が手に入る「ハイパーデュエル」のルールが搭載されている。

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