概要
エレクトリック・カンパニーとは1971年から1977年までアメリカで放送されていたセサミワークショップのテレビ番組。セサミストリートのキャラクターも登場したことがあり、ロードランナーとワイリー・コヨーテも登場したことがある。ゲストにはリタ・モレノやビル・コスビーなどと言った有名人が登場したことがある。特にモーガン・フリーマンがこの番組に出演した時はまだ人気は無かった。日本では『英語とあそぼう エレクトリック・カンパニー』のタイトルで1979年から1981年まで東京12チャンネル(現・テレビ東京)で放送されていた(ラテ欄では主に『英語とあそぼう』)、当時は二か国語を実施していた。地方局でも放送されていたとのこと(読売テレビとKBS京都)。『英語とあそぼう』じゃなくて『英語であそぼう』なのでは?と思う方もいると思われる。しかし「週刊TVガイド」や「朝日新聞の縮刷版のラテ欄」で見る限りでは『英語とあそぼう』となっているため、こちらが正しい見方となる。吹き替え声優・スタッフは不明。
出演者
登場人物 | 担当俳優 | 日本語吹き替え |
---|---|---|
クランクおじさん | ジム・ボイド | 不明 |
イージー・リーダー | モーガン・フリーマン | 川久保潔 |
ヴィー | リー・チェンバリン | 不明 |
ミリー | リタ・モレノ | ? |
ファーゴ・ノース | スキップ・ヒナント | ? |
セールスマン | ルイス・アヴァロス | ? |
ビッグバード | キャロル・スピニー | 不明 |
オスカー | キャロル・スピニー | 不明 |
グローバー | キャロル・スピニー | 不明 |
役名不明
- ジュディー・グローバート
- ゼロ・モステル
- メル・ブルックス
吹き替えについてははせさん治も参加していたとされる。
ザ・ショート・サーカス
番組内で活躍した子どもたちによるバンド、名前の由来は「ショート回路 (Short Circuit)」。
- ジューン・アンジェラ - ジュリー役。全6シーズンにわたり在籍
- アイリーン・キャラ - アイリス役 (1971年 - 1972年)
- ステファン・グスタフソン - バディ役 (1971年 - 1975年)
- メラニー・ヘンダーソン - キャシー役 (1971年 - 1975年)
- ダグラス・グラント - ザック 役 (1971年 - 1973年)
- デニス・ニッカーソン - アリソン役 (1972年 - 1973年)
- ベイン・ジョンソン - ケリー役 (1973年 - 1975年)
- グレッグ・バージ - ドウェイン 役 (1973年 - 1975年)
- ジャニナ・マシューズ - ゲイル役 (1975年 - 1977年)
- レジェンヌ・マグロア - サマンサ役 (1975年 - 1977年)
- ロドニー・ルイス - チャーリー役 (1975年 - 1977年)
- トッド・グラフ - ジェシー役 (1975年 - 1977年)
主なコーナー
レターマンの大冒険
ターバンの服を着た悪者スペルバインダーが文字を盗むのをスーパーヒーローのレターマンが阻止するという内容が込められたアニメコーナーである。
スパイディ・スーパーストーリーズ
マーベル・コミックのスパイダーマンが登場するアニメコーナー。スパイダーマンを演じたのはダニー・シーグレンだが、言葉を一言も発さない代わりとして吹き出しが出現する。主題歌の歌いだしは「Spider-man! Friendly Neighborhood Spider-man!(スパイダーマン 親愛なる隣人スパイダーマン)」から始まる。なお、モーガン氏はドラキュラ役だった。
ロードランナーとワイリーコヨーテ
ワイリー・コヨーテがロードランナーを追うとき、コヨーテは標識に書かれている単語を読まなくてはならないコーナー。プロデューサー・監督はチャック・ジョーンズ。
5秒までに単語を読もう
次々と出る単語をキャストメンバーに読まれる前に読まないと爆発するというタイムリミット式のアニメコーナー。
他にも様々なコーナーが存在する。
別名・表記ゆれ
- ザ・エレクトリック・カンパニー
- 英語であそぼう!エレクトリック・カンパニー
関連動画
ビッグバードとファーゴさん
文字の歌をうたおう(オスカーとクランクおじさん)
グローバーの記憶喪失(クランクおじさん、グローバー、ヴィー店長)