概要
房総半島以南、インド洋まで広く分布する。潮間帯~水深30~300mの岩礁に棲み、石の下や岩の割れ目では形態が擬態となり、体色が保護色となっているが、外敵に対して死んだふりをする。その名の通り甲羅の形が扇形をしていることからこの名前が付けられた。甲は前方に開いた扇形で、前側縁の歯は眼窩外歯を含めて五つである。甲面は平らで、甲域に細分されており、横しわや大小の窪みで粗面を呈するのが特徴。
主なオウギガニ
- オウギガニ(メイン画像)
- ベニオウギガニ
- ウモレオウギガニ
- トガリオウギガニ
- サメハダオウギガニ
- イワオウギガニ
- イボイワオウギガニ
- マツバガニ
- ケブカガニ