『まったく、私たちの大将ともあろうものが…
こんなにも簡単に操られてしまうとは…。
力はむやみに振るうものではない。
あなたたちが教えてくれたことを、私たちが思い出させてやろう…!』
概要
パワーアップ光線を同時に浴びキュウビとオロチが合体した姿。
大蛇のようなしなやかさと灼熱に燃える狐火によって立ち塞がる困難を退ける。(ぷにぷにより)
妖怪ウォッチぷにぷにの11周年記念イベントに登場した新キャラ。
ランクはZZZ。種族はイサマシ族。
必殺技は『龍狐炎舞』
大将達のケンカ
11周年を記念して、妖魔界のエンマ屋敷で祝祭を上げていたケータたち。
ところが、エンマ大王に献上する大福の餡をめぐって、元祖軍大将の土蜘蛛と本家軍大将の大ガマが大ゲンカ(元祖軍はつぶ餡、本家軍はこし餡)。
ケンカは合戦にまで発展し、両軍は平釜平原に移行する(ちなみに一部始終を見ていたエンマ大王は、『男のプライドの問題なら』と、両軍の合戦を止めなかった)。
厄災どんどろと大将達の暴走
一方、合戦を止めるため、平釜平原に移動したケータはフユニャンから、両軍の戦の気配に引き寄せられて、かつて妖魔界に災厄をもたらしたどんどろ(※)の釜が、ムゲン地獄から平釜平原に移動してきたことを聞かされる。
このままだと、合戦の妖気でどんどろの封印が解けて、妖魔界全体に危機が訪れてしまう。
ケータは、必死に両軍に訴えかけるが、戦いはヒートアップするばかり。
力づくで戦いを止めることには成功したものの、
どんどろの封印の札が剥がれ、蓋がずれた。
どんどろの釜からは妖気が溢れ、妖気に飲み込まれた土蜘蛛と大ガマは、『地獄土蜘蛛』、『地獄大ガマ』となり、暴走してしまう。
(※戦いで散っていった妖怪達の魂から生まれた妖怪。そのため、戦の始まりそうな雰囲気に引き寄せられたとのこと)
パワーアップ光線
暴走した二人を止めるため、そして、妖魔界を守るため、ケータは友達妖怪の力をウォッチに結集させ、かつてトキヲ・ウバウネを倒したパワーアップ光線でウィスパー、ジバニャンをブチニャン・祝、フユニャンをダークニャン祝にそれぞれ融合合体(『祝いの日を盛り上げたい』という皆の思いが反映されておめでたい感じになっていた)させる。
オウビ誕生
同じくどんどろの釜の妖気に侵食され、暴走しかかけていた、副将であるオロチとキュウビはなんとか正気に戻すことができた。
しかし、大将である土蜘蛛と大ガマはさらに強く、一筋縄ではいかない。
そこで、互いの大将を助けるため、元祖軍と本家軍のしがらみを捨てて、ライバル同士のオロチとキュウビが先程ジバニャンらが使用したパワーアップ光線を同士に浴びて融合合体。
大蛇のようなしなやかさと、灼熱に燃える狐火を纏った『オウビ』が誕生した。
余談
- オウビの名前は、イベントギリギリまで伏せられており、プレイヤーに当てさせるものになっていた。
また、初めて名乗る時に、『キュロチは間が抜けている』と言っている。
- 今回のイベントは、妖怪ウォッチ2が販売されてから10周年が近かったからか、妖怪ウォッチ2をオマージュしたような作りになっている。