概要
チョウザメ目の最大種。
最大で全長8メートル以上に達する。これは淡水で生活できる魚類で最大である。
食性は肉食で、主に魚や甲殻類を食べるが、稀にアザラシも捕食する。
寿命が長く、100年以上生きた記録がある。
これは、長寿で知られるチョウザメ類としても比較的長いものである。
卵は最高級のキャビアとなるため、チョウザメとしては知名度が高いが、この食用目的のために乱獲され、多くが殺されている。(殺さずとも卵を採ることが出来るが、技術が必要なため殺されてしまうことが多い。)
日本ではなんと観賞魚として販売されており、安いものでは10センチ程度の幼魚が800円程度で購入できる。
マイナー故に、「初心者が買ってしまい苦労する」という事件は知られていない。
水槽内では成長が止まってしまう場合が多いが、少なくとも1メートルは軽く超えると思われるので、特注の水槽やコンクリートプールを用意したい。
チョウザメというと冷水魚のイメージが強いが、30℃を超える水温でも健康に飼育が可能で、繁殖例も知られる。