概要
南半球の海に広く分布し、水深300〜1600mの深海に生息する。
外見はNeocyttus rhomboidalisに似ているが体高や臀鰭などで判別が可能。
卵は海面近くを浮遊し、仔魚も海面近くで育つ。他の多くの深海魚同様、成長に伴って生活水深が深くなっていく。
寿命が長く、最長で210歳の記録があるとされるが詳細は不明。
食用魚で干物などで流通。流通名は「まとう鯛」が多いが、そのような場合も食品表示法により括弧内に必ずオオメマトウダイと表記される。
身には多量の脂が含まれており、主成分はワックスエステル。要するに小さいが実質バラムツみたいなものであり、食べる量には注意が必要。