基本データ
通称 | オオユキカブト |
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和名 | ユキツツミ(成虫) |
学名 | Granitus frosticum |
科目 | イシツツミ科 |
活動時間 | 昼 |
重さ | 30 |
価値 | 20キラ |
増える数 | 50 |
解説
ユキフタクチの成虫で、全身が白い甲殻で覆われている。
見た目は近似種のフタクチカブトと酷似しているが、こちらは頭部の吸気口が閉じており、代わりにその部分の甲殻が尖っている。成虫になると餌の少ない環境で効率よく捕食が行えるよう口からの吸気に切り替わるが、これはフタクチドックリとの縄張り争いに敗れ、寒冷地へ追いやられた影響と考えられている。
しかし、縄張り争いでオオユキカブト達を寒冷地に追いやったフタクチドックリが現在外来種に追い詰められ絶滅の危機に瀕していることを踏まえると、逆説的に言えば競争相手の少ない寒冷地に逃げ込んだからこそ繁栄できたのは皮肉な話である(『ピクミン3』に至ってはフタクチドックリの幼虫よりもユキフタクチの方が登場回数が多い程で、種族としてはむしろオオユキカブトとユキフタクチの方がある程度安定した生息域に暮らせている)。
吸引力が上がる一方で、急激な体の膨張を防ぐために腹の気門から排気する必要があり、殻が開いてしまう。
ピクミン達を発見すると口から空気を吸い込み、雪玉を吐き出す。この際に、周りにスペースがあるとつららが降ってくる。
空気を吸い込む際に背中の甲殻が開くので、このとき晒された部位に攻撃するとダメージを与えることができる。
なお、1にも登場したフタクチカブトと同じ感覚で空気を吸い込む際にピクミンを吸わせてしまうとそのまま捕食されてしまう。
往年のプレイヤーほどハマりやすい初見殺し要素であり、誤ってピクミンを放り込む者が続出したとか。
ルーイメモによれば、「身がぎっしり詰まった手足を殻ごとゆで、レモン汁を垂らす。繊維のすみずみまで行き渡ったら、一気にちゅるり」とのこと。