概要
いわゆる「幸せホルモン」として有名な物質。
名前は「オキトキシン」ではなく「オキシトシン」が正しい。なんだか舌を噛みそうな名前だ。
自立神経を調える役割の他、「大切な存在を愛して尽くす」絆と愛情のホルモンであると同時に、「大切な存在を傷つけそうなものに容赦なく攻撃する」嫉妬や憎悪の引き金でもあるため、子供への愛情と同時に他者への攻撃性も喚起する二面性を持つ。いわゆる「母は強し」だ。
そしてこのホルモンはヒト以外でも分泌されるので、例えば「母グマが襲ってくるから、子グマを見かけたら近寄らないでその場を離れろ」と注意が出されるのも、子猫のいる猫がやたら威嚇してくるのもこのためである。