元気いっぱい火力いっぱい、カワイイものが大好きな、北方連合所属の駆逐艦。
周りの心も体もぽかぽかさせるほど、陽気でポジティブなおこちゃま。
更にカワイイを足そうと指揮官をカワイイに染めようとすることも…?
オグネヴォイ級駆逐艦の一番艦にして唯一の艦。艦名は「火」の意味を持つ(キリル文字表記はОгневой)
1939年8月20日にニコラエフの第200号造船所にて船台番号1086として起工され、1940年11月9日に進水したが、独ソ戦が勃発したことにより建造が中止、1941年8月にセヴァストポリへ曳航される。この際に、都市近辺の工場労働者や従業員の家族を乗せて避難させるため仮の居住区を建てられ、76mm対空砲と砲兵を乗せて出港した。セヴァストポリへ向かう道中でドイツ軍の爆撃機を一機撃墜している。
その後1943年にバトゥミのSMZ艤装基地に曳航されたオグネヴォイは、1944年4月20日に艤装作業を完了させ、1945年4月8日に黒海艦隊に合流した。
それ以降は特に活躍することもなく、戦後の活動でも1947年8月19日にスターリンを乗せた軽巡洋艦モロトフを駆逐艦リホーイと共にヤルタからソチまで護衛したことぐらいで、それ以外は特に情報が無い。
1956年2月17日に役目を終え、標的艦に再分類、12月27日にTsL-2に改名され、1958年10月13日に除籍された。
ちなみにオグネヴォイは戦没したタシュケントの主砲2基を貰い受け装備していた。