概要
当記事はシリーズのネタバレを含みます。ご注意ください。
ゲーム「逆転裁判」シリーズに登場する王泥喜法介×成歩堂みぬきのカップリング作品につけられるタグ。
「逆転裁判4」では主人公とヒロインとして行動を共にする。みぬきは年上である王泥喜にも臆することなく毒舌を吐いたりちょっかいを出している様子が見られ、王泥喜も彼女に振り回される描写が多いため、作品内でもややみぬきの方が積極的に描かれることが多い。みぬき曰く王泥喜は「大きな弟」らしい。しかし、王泥喜は審議中に突然誘拐されたみぬき(実際は有罪判決を食い止めるための彼女の狂言であった)の無事を知って涙したり、みぬきの不在を淋しがったり、彼女のマジックの助手として働くなど、なんだかんだで仲良しなようである。
「逆転裁判5」ではみぬきの留守番が多く、2人が一緒に行動することは少ないものの、みぬきが王泥喜を連れて九尾村に出かけたり、ある理由から事務所を離反した王泥喜を心配しみぬきが様子を見に行くなど、彼女が王泥喜を慕っている様子がうかがえる。
「逆転裁判6」では殺人容疑をかけられたみぬきを救うべく王泥喜は彼女の弁護に立つ。最初は強気でいたみぬきだが徐々に追い詰められ心が折れ掛けていた彼女を励まし続けた。そしてみぬきは初めて王泥喜の前で弱気な一面を見せ涙を流す。王泥喜はその気持ちに応えるべく裁判に挑んだ。
裁判を終えた後は以前と変わらない2人だがその絆はより強いものになっていた。
2人とも、相手のクセや動揺を「みぬく」特殊な能力を持っている(王泥喜の方が力は強いらしい)。
関連イラスト
表記揺れ
当タグは表記揺れを起こしやすいので注意。
オドミヌ/おどみぬ/オドみぬ
以下、「逆転裁判4」に関する重大なネタバレがあります。
2人の関係
「逆転裁判4」の4話終了後のEDにて、2人の本当の関係が明かされる。
2人の実母は3話で登場する謎の歌手「ラミロア」こと或真敷優海であり、実は2人は血のつながった異父兄妹であることが明らかになった。
当時、或真敷優海は旅芸人である王泥喜の実父と駆け落ちし、王泥喜を授かることになるが、夫が事故死してしまう。その後何らかの理由で王泥喜を手放さざるを得なくなった彼女は、或真敷に伝わる腕輪のひとつを彼に託し、或真敷一座に戻ったのち、みぬきの実父と結婚しみぬきを授かった。
2人に共通する「みぬく」能力は、或真敷一族に代々伝わる能力であった。
このことは優海とみぬきの義父である成歩堂龍一のみが知っている事実であり、当人たちはまだ知らされていない。
この設定を重視し、2人の関係を恋愛対象ではなく兄妹愛として表現する作品も存在する。