概要
ヴィジュアル系のファンである女性を指す「バンギャル」の中でも高齢、またはそう自認する者を指す言葉。
V系バンドマンやバンギャルが若者中心だった時代には25歳ごろでもオバンギャを自称する者も少なくなかった。
しかしヴィジュアル系の歴史が伸び、活動15年以上を超えるバンドや還暦に近づくバンドマンが増えてきた2010年以降はバンギャル歴20年以上の強者も増えている。
長年結局バンギャルをやめられない理由としては
・推しの活動歴がどんどん伸びていきそのまま着いていったため推しと共に歳をとる
・就職結婚出産親の介護といった人生の重大事で一時期バンギャルをやめても現場が懐かしくなったり、私生活上の課題が解決したのを機に帰ってきてしまう
・後進のV系バンドに惹かれそちらに通い出す
・解散・引退していた昔の推しが復活
等のパターンが多い。
また「元々オッサン好き」の属性持ちなどで、本命推しが加齢しても「だがそれがいい」となる人も少なくない。
オバンギャの中には職場でそれなりの地位を持っていたり中高生以上の子を持つ主婦、果ては孫までいる世代も。
ジャンル黎明期からファンを続けている人は一般世間的にも高齢者であることも珍しくない。
故に、年齢的な定義は常に動いていると言っても過言ではない。
バンドによってはファンの平均年齢が30歳以上、ヘタをすると40歳を越えつつあるところも増えている。
オバンギャよりさらに高齢の者を「ババンギャ」とも言うが、上記のようにバンギャルの高齢化が進んでいる現状では本当のおばあちゃん世代を指すようになる日も遠くないと思われる。