うわさ
その一抹の「赤」に出会うまで、サングリアは偽りの拍手喝采の中で我を忘れていた。容易く手に入れられた成功も、悲痛な対価を払う必要があったのだと彼女がようやく気付いたまでは。己の舞台が灰となる様を見届けた彼女の訪れを、荘園の新たな舞台が待ち受ける。
概要
アプリゲーム「IdentityV」に登場する女性ハンターである。
大きく結った髪、細長い身体、ズボン姿、影と切り替わる双形態が特徴。
オペラにおける男装の女性歌手(ズボン役)がモチーフとなっている。
プロフィール
通称 | オペラ歌手 |
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名前 | サングリア |
記念日 | 9月28日 |
性能
形態変化/固有スキル(アクティブ能力)
- 影域
マップ上のモジュール周辺に一定の幅の影域を形成し、影域内を潜行することができる。
潜行
オペラ歌手は暗影の跳躍で影域に入り、潜行状態に切り替わる。
潜行状態では移動速度が8%上昇するが、所在している影域を直接離れることはできない。
影域以外の場所に暗影の跳躍を使用する、攻撃を行う、操作を行う、ノックバック・気絶などのコントロール効果を受けると、潜行状態が終了する。
形態変化/固有スキル(アクティブ能力)
- 暗影の跳躍
オペラ歌手は高速で前方に一定距離跳躍することができる。影域に跳び込むと潜行状態に入る。
暗影の跳躍または影の追想スキルを使用して所在している影域以外の場所に跳躍する度にスキルクールタイムが更新され、2秒間少しずつ減少する50%の移動速度上昇効果を獲得する。
所在している影域または空き地に跳躍すると、スキルは正常にクールタイムに入る。
残影
暗影の跳躍を使用すると、その場に残影を1つ残す。残影は8秒間存在し続ける。
- 影の追想
オペラ歌手はマップ上の残影を選択し、目標地点まで瞬間移動することができる。
スキルをタップすると視界の中心に最も近い残影に移動する。
視界内に残影がない場合、最初に生成された残影まで移動する。
- 影襲
オペラ歌手が手中のマントを素早く前方に放り投げる。
マントは前方に3秒間飛行する、あるいは障害物にぶつかると消失する。
マントが飛行した軌跡には15秒間持続する独立した影域が生成される。
- 暗影の跳躍-上級
暗影の跳躍の跳躍距離が20%上昇、残影の持続時間が11秒に上昇。
衣装(スキン)一覧
UR |
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バシリッサ |
眠れる石像が目を覚まし、貧欲な民が捧げられる。蘇ったバジリッサは王冠を掲げ、再び王の座につく。 |
SSR |
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言外の意 |
改ざんされた幕間のセリフは真相を仄めかしていた――ここは華やかな舞台か? あるいは冷たい檻なのか? |
SR |
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導く者 |
彼女の歌声が地下から聞こえる。それは導きを餌に旅人を誘い、祭りの生贄を集めているのだ。 |
「ローレライ」 |
人々は、彼女の恵まれた歌声が例の事故に奪われたことを嘆いた。しかし長い静寂の後、あのソプラノ歌手はなぜか舞台へと舞い戻ってきた。観客はその魅力的な歌声に酔いしれるばかりで、スポットライトに落とされた影が濃くなっていることには誰も気づいていない。 |
PAWN-h2 |
足を止める前に、あなたはもう忘れているのだろうか。背後にもう生きる道は残されていない。あるのは落ちれば命を落とす崖だけ。 |
初期衣装 | ボロい服 |
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初期衣装。すべてが自然に見える。 | 服がボロボロだ。本当にただゲームをしただけ? |
関連タグ
IdentityV 第五人格 ハンター(IdentityV)
キャラストーリー
生臭い液体、霊媒の囁き、サングリアの運命を操るのは一体誰?
父から虐待を受け、夫人に救済される。
灯台下暗しで……眉間に羊の模様がある女、サングリアの人生を照らしたのか、それとも彼女の背後の影を養ったのだろうか?
「苦痛は生まれ変わるための避けられない道だよ」
あの静寂の夜、子羊の喉が掻き切られ、夫人の冷たい顔が神聖なるキャンドルの光に照らされた。
「神」を召喚する儀式が終わると、全てが効く。
舞台はフィナーレの歌を奏で、歌劇場は廃墟と化し、観客も皆帰らぬ人になった。
ただ、メイク室には掛けられているぴかぴかのマント、幽霊のような羊の影が残されている。