概要
CV:池田勝
ガバール帝国地球侵略担当司令官にして「オンドロン・ユニバール」社長。
人物像
容姿
ヒゲの中年紳士の出で立ちをしている。タバコ好きなのか暇さえあれば喫煙している(立ち絵ではキセルを口に咥えている)。
性格
良くも悪くも中間管理職と言った感じだが一部の部下にはブラック上司ぶりを見せていた。
劇中での活躍
地球侵略は物資強奪やインフラ破壊といった経済戦略が有効であると考え、オンドロン・ユニバーサルという研究所を設立し、メカロボットに資源・エネルギー基地を襲わせて、地球の物資流通を混乱させるという侵略作戦を展開していた。
原作終盤ではメカロボットによる度重なる攻撃で、金星、火星、木星や月等、地球以外の惑星・衛星からは人類をほぼ撤退するまでに追い込んでいたが、トライダーの活躍により本命の地球侵略だけが遅々として進んでいない状況となってしまう。
クラードの死後は本国からの支援も打ち切られた挙句、ザクロンからは攻撃隊長の任を押し付けられる。
トライダー側を何度も翻弄したが、第48話でザクロンが直々に乗り込んで無能者呼ばわりされたことで自分への死刑宣告と確信。第49話で出撃したザクロンの救援要請を無視した上に、やはり同じようにトライダーに負けて逃げ帰ったザクロンを嘲笑しつつ「我々が無能だから勝てなかったのではない。絶対だと信じていたマザーコンピュータ・シグマが地球人に敗れたのだ!」と真実を喝破した上で、ザクロンを葬ろうとするも逆に抹殺される(オンドロンユニバーサルも破壊された)。
ザクロンは「オンドロンは地球で無駄なエネルギーを浪費したことに責任を感じて自害した」と責任を擦り付けるような形で帝王に報告した。
うるさい上司に使いにくい部下という中間管理職の悲哀を感じさせるキャラクターであった。
スパロボでは原作と異なり最後まで生き残るも消息不明のままフェードアウトする。
関連タグ
闇の皇帝ジークジオン 邪神ドラゴ:ロボットアニメにおける中の人繋がりの悪役。ただしこちらはラスボスで戦闘力やカリスマ性はオンドロンとは比べ物にならないくらい高い。