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概要編集

無敵ロボトライダーG7』に登場する惑星国家。

ヒューマロボという外見は人間そっくりのロボットが支配する星で、作中「ロボット帝国」とも呼ばれている。

総司令官ザクロンの指揮の下、全宇宙制覇を企んで他星系をすでに支配しており、地球にも魔の手を伸ばした。

地球にはオンドロン率いる企業オンドロン・ユニバーサル(要塞の名前でもある)による経済戦略が行われている。


ロボットアニメでも珍しい主人公側との接触が殆どない敵組織で、ロボット達がなぜ支配しているのか等の経緯が描かれることや、最終的に主人公達によって全滅させられることもなく終わった。


ザクロンが帝王シグマに虚偽の報告をしたことで地球からは撤退、竹尾ゼネラルカンパニー側は「最近いつものロボットは出ないな~」で済ませてしまった。もっとも、敵の素性を探るのは零細企業である竹尾ゼネラルカンパニーには荷が重すぎる。それでも巨大ザクロン撃破後に射出されたザクロンの入ったカプセルを確認のためか追いはしたが、燃料切れで断念している。


構成員編集

総司令官ザクロンと支配者であるシグマについては各項参照。


オンドロン・ユニバーサル編集

オンドロン

CV:池田勝

地球侵略担当司令官。


ヤール

CV:若本紀昭

第1~7話に登場したオンドロンの秘書で初代隊長。

気が弱く、オンドロンに何度も叱責されている。

任務に失敗し続けたため、ドンマ&ズールによって処刑される。メカロボットには一切乗らなかった。


ズルチン

CV:沢りつお

第8~13話に登場した2代目隊長。短足で巨漢。

トレンチコートの胸ポケットに小型ロボ・ペコペコを入れている。大変気が荒く、すぐ体内の油が切れるので、ペコペコに油を差してもらって自らを落ち着かせる。

その性格からオンドロンの方針はまどろっこしかったようで、トライダーを直接たたくべきだと進言、第13話でメカロボット・チェンダムに自ら搭乗し、作中では初めて地球を襲うもトライダーに倒された。

なおこの戦いにてワッ太とロボット越しに会話しており、彼が初めてコミュニケーションを取ったヒューマロボとなる(流石にお互い中にパイロットがいるかについては詮索していなかったが)。


ドンマ

CV:滝口順平

ズール

CV:千葉繁、第7話のみ山田俊司

3代目隊長。初登場は第7話でヤールの処刑を担当。

第14話よりコンビで行動隊長となるも仲は極めて悪く、些細な事ですぐ口論となる。

ひょろ長でせっかちな性格がズール、小太りでワンテンポずれている性格がドンマ。

第20話で上下に分離するメカロボット・バンチに2人して乗り込みトライダーと戦闘、分断してトライダーを捕まえるも、手柄欲しさにケンカになってしまい、バードアタックの前に敢え無く敗れ戦死。


ジャッカル

CV:笹岡繁蔵

第21話より登場する4代目隊長。

ポンチョを羽織ったマカロニウエスタンガンマン風の出で立ちで「戦闘のプロフェッショナル」を自称。

第26話で自らガンマン風メカロボットを駆りトライダーに挑むも、新兵器トライダー・ビーム・キャノンを受け敗北、搭乗したメカロボットもバードアタックを食らい撃破された。

しかし彼の攻撃でトライダー・シャトルは大破、大改造を余儀なくされた。


インデリ

CV:小宮山清

ジャッカルと同じ21話で登場したオンドロンの部下。小柄な体格に大きな眼鏡が特徴的な如何にもなインテリ風。

宇宙ステーションに見せかけてミサイル格納庫を地球の労働者に製造させていたが、その中に竹尾ゼネラルカンパニーがいたためパイロットのワッ太を直接始末しようとするも失敗、宇宙空間に投げ出された。

以上の事からワッ太が初めて直接対面したヒューマロボなのだが、その失敗のどさくさで正体には気づかれずに済んでいる。


ジルバ

CV:武藤礼子(スーパーロボット大戦GC、XOでは江森浩子、没データだが新スーパーロボット大戦ではこおろぎさとみ

第27話~33話で5代目隊長として派遣された元ザクロン元親衛隊員。従者ロボット(CV:古川登志夫)を伴って着任してきた。

金髪のオカッパ頭でグラマラスな体型をしている美女型ロボットで、オンドロンにも何度か色目を使っている。

地球人を飼い慣らす帝国の方針に反して人口が多すぎて管理が面倒だから殺して減らそうと考える、愉快犯じみた性格をしている。その性格からオンドロンの指示を全く聞かなかった。

第33話で自ら設計したクイーンアテナスを操縦しトライダーと戦うも、美的センス優先でパワーバランスを無視した設計だったために敗北した。


クラード

CV:松岡文雄

第34話から月面の工場に赴任したメカロボットの製造技術主任で、事実上の6代目隊長。

本国のロボット研究所所長を務めており階級はオンドロンより上であった事から、部下でありながらオンドロンに対して尊大な態度を取る事が多い

常にナバロンの下に甘んじていた事がコンプレックスとなっており、最強のロボットを製作することに余念がない。

第38話でナバロン製作だと確信したトライダーを倒すべく、第39話で自らメカロボット・オメガン(メイン画像)を操縦してトライダーと対決、あと一歩まで追い詰めるも敗北。

トライダーにワッ太が搭乗していることには最後まで気づかず、強かったのは心を持ったロボットだからと見なした。


その他編集

ナバロン

CV:不明

地球人名「梅本」

クラードが就任する前のロボット研究所所長で、クラードとは研究仲間だった。

最高のロボットを開発するには帝国にいたら実現しないと考え、自身の地位を狙うクラードをたきつけて逃走を図り、火星で事故に遭った所をワッ太の父・道太郎に保護された恩からトライダーG7を製作、道太郎に寄贈した。

柿小路専務鉄っつぁんは面識はあるようだが、道太郎以外は彼の素性を知るものはなく、消息も不明。

スパロボでは編集

今まで登場したのはGC』及びそのリメイクの『XO』のみでザール星間帝国の配下という設定。

トライダーの参戦回数はそれなりにあるが上記GC/XO以外は敵が1体も出てこない。『第3次Z』ではZシリーズ初参戦の『第2次Z』に一切登場しないうちに話の裏で壊滅していた事が判明していた。


関連項目編集

無敵ロボトライダーG7


グラドス:『蒼き流星SPTレイズナー』の敵勢力。同じく滅亡も和解もしないまま地球侵略から撤退した。

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