曖昧さ回避
- 「さんすう犬ワン」に登場する怪人。
概要
幻想水滸伝シリーズおなじみの敵キャラの一種。
もさもさ、ひいらぎこぞう、ユニコーンゾンビと並び、ナンバリング5作品すべてに登場している。
作品によって容姿に変化はある(メイン画像は4の姿)が、
いずれもウツボカズラのモンスターであり、キャラを吸い込んで丸呑みする攻撃をしてくる。
1・2・3では手足のように触手を生やした二足歩行の姿をしている。
1・2では人間より少し小さい程度の大きさだが、3では少しどころか
ヒューゴ達の半分以下の大きさしかなく、そんな小さな相手に人間やダックどころか
人より大きなグリフォンのフーバーさえ食べられてしまうシュールな光景が見られる。
なお、2と3では会える期間が非常に限られている。
3のキャラには「美味しさ」という設定があり、美味しいキャラはカズラー種に優先的に狙われるのだが、
ヒューゴ編第1章の最序盤とトーマス編でしか戦えないため、大半のキャラにとっては死に設定となっている。
4では無数の葉を足代わりにしているような姿をしている。
こちらでは人間よりずっと大きく、パーティ全員を一気に吸い込んで呑み込む。
4の外伝作品であるラプソディアにも登場。呑み込む人数は1人に戻ったが、
本作のカズラーは全作品で唯一、呑み込んだキャラを吐き出そうとしない。
食べられたキャラは毎ターンダメージを受け、カズラーを倒すまで復帰できない。
なお食べたカズラーにカーソルをあてると食べられたキャラの反応が見られる。
5では地面に葉を広げた姿をしている。
人間より大きいが竜馬やLサイズキャラよりは少し小さい程度の大きさ。(後述の派生種は別)
本作にも美味しさの設定があり、カズラー種を含む複数のモンスターが美味しいキャラを狙う。
世界観の変わったティアクライスと紡がれし百年の時には登場しないが、
ティアクライスでは敵として出現しないだけで設定上は存在しており、
バルザムが持つ接着剤はカズラーの樹液でないと落とせないと語られる。
派生種
- スイカズラー
2に登場する色違い。スイカ柄をしており、種もスイカの種のように黒い。
通常のカズラーとは会える時期が違うが、やはり特定のイベント中に限られる。
- むらさきカズラー
3と5に登場する色違い。3で会える時期は通常のカズラーと同じ。
- カズラーパパ
- カズラークイーン
4に登場する色違い。どちらもラプソディアには登場しない。
- デカズラー
5に登場する派生種。色だけでなくサイズも違い、通常種の倍近い大きさをしている。
丸呑み攻撃も4のカズラー種のようにパーティ全員を一気に呑み込む。
- エンシェントカズラー
5に登場する深き薄明の森の遺跡のボス。カズラーと名前がついてはいるが、
外見は全く違い、ウツボカズラですらない。丸呑み攻撃も使わない。
- イカズラー
ティアクライスに設定上存在する派生種。異世界の海に棲んでいる。
食人植物ではないらしく、この種の樹液は人体に無害かつバルザムの接着剤に有効。