「ねえ……“ヒト”って何?」
CV:吉田聖子
概要
本作の主人公の一人。内宇宙(神側)と敵対する存在である、外宇宙(聖女側)と呼ばれる側に住む外宇宙生命体。
過去の記憶がなく、名前も彼女がかすかに思い出し呟いた「…… チ……」という名をイサ・ジョが「カチ」と解釈して仮に付けたものである。
容姿・性格
ヒトの少女の形こそしているがヒトではなく年齢の概念もないため、外宇宙生命体は質量保存の法則を無視できるほどに様々な存在に変身(擬態)でき、「衣服を着たヒトの少女」の形態をとっているに過ぎない。
尻尾も生えているが、あるステージで何故上着を脱いだのかは謎。
ヒト型の擬態の為に急所がないので、腹部に鉄骨が突き刺さっても問題なく、ダメージを受けても「ちょっと死んだ♪」と余裕そうなセリフを口にしたり、テレポートなどの超能力や、動物型キーパーズとの会話など、さまざまな特殊能力を見せる。
元々は「ヒトの調査」を行うため内宇宙に訪れていたが、記憶喪失のためその任務は彼女自身の「ヒトへの興味」に変わっており、初めて会った生身のヒトであるイサに強い興味を抱くようになる。
記憶がないというものあり、性格は明るく純粋無垢そのものだが、イサの楽観的な考えの案に疑問を投げかける冷静な面もある。
空中を移動する際にはホバーボード型の装置に乗るが、その見た目がwiiボードにも見えるとか見えないとか。
関連イラスト
作品タグについて
「カチ」だけでは他作品の人物やアイテムとかぶってしまうため、『罪と罰』や『宇宙の後継者』とのタグと併用することが望ましい。
関連タグ
ネタバレ
真エンディングにて、カチは数十年前にも別のヒトの少女の姿をして別の亜地球へと訪れており、前作のラスボスで、イサの父親であるサキを苦しめた少女「アチ」と同一の存在であることが本人の口から語られている。
前作経験者からすれば後味の悪い内容ではあるのだが、何故記憶をなくしていたのか、別の亜地球にいたのかは明かされていない。