概要
CV:七瀬亜深
大洗女子学園の艦底の最深部にあるBAR「どん底」を縄張りとする船舶科の荒くれ者の一人。
通称は「生しらす丼のカトラス」。身長は150cm。誕生日は1月15日。
サメさんチームの砲手(左側)を担当する。
人物
フリルカチューシャ、カマーベスト、蝶ネクタイ、エプロンを着用しBAR「どん底」のバーテンダーを務めている。とは言え、スカート、ソックス、靴は他の船舶科制服なので、社会人ではなくれっきとした大洗女子生徒の一人である。
金髪のボブカットで、荒くれ者たちの中では比較的クールで口数は少なく、ジト目が特徴。
あんこうチームとの勝負では、指相撲で冷泉麻子と対決し、激しい攻防戦を繰り広げるが、操縦で鍛えられた麻子の指力に及ばず、押さえに掛かった時は躱され、逆に押さえられた時は逃れ切れず最終的に根元を押さえられて敗北する。また、ムラカミが西住みほに格闘戦を挑んだ際、彼女が投げた帽子をみほが躱した所為で自分に当たるとばっちりを喰らう（さらにその後すぐもっとひどいとばっちりを喰らうが…）。
バーテンダーゆえか面倒見がよく、「ハバネロクラブ」を舐めてあまりの辛さに苦しんでいた麻子にクリームソーダを振舞っていた（しかも何杯も）。
試合中はタンクジャケットの上から黒いエプロンをつけている。
ドラマCD「どん底の一日」では、料理が得意なのが判明し、煮付けや寿司などを作ることが出来る。また、新しいカラオケの機械を入れたのに誰も曲を入れてくれないことに不満を抱いている（フリントがマイクを手放さないのも原因の一つ）。
『もっとらぶらぶ作戦です!』では、ムラカミに砲弾をトスで自分に渡されたり（その際、走馬灯が走っていた）、店内をあんこうチームの保護者達に占領されてカオス状態になった上、救援を求めたあんこうチームに見捨てられるなど、少し不憫な目に遭っている。
また、フリントとラムとともにムラカミのいたずらに加わっている。
風紀違反の検挙率の低さを咎められて愚痴っていたゴモヨに手を貸し、髪を黒く染め眼鏡を掛けて風紀委員に変装し、「餅は餅屋」の如く、不良としての知識と直感で陰で風紀違反をしている生徒達を次々と検挙し、その成果をゴモヨに譲った。
その後、「スーパー風紀委員」、「大洗のニューヒーロー」と呼ばれて謎の救世主となって話題となるが、そど子がそれを許さず捜索に向かう。その後、逆恨みした不良生徒達に襲われそうになるが、ゴモヨが身を挺して守ろうとすると、不良達はゴモヨを慕っていたことで無事に襲われずに済む。
余談
ソウルネームの由来は、海賊が愛用していた剣・カトラスからと思われるが、二つ名の「生しらす丼」については唐突かつ説明ナシのため由来は不明(※)。サメさんチームの他の二つ名と比較しても、海賊のイメージから最もかけ離れたワードである。
担当声優の七瀬亜深は最終章1話パンフレットのインタビュー記事にて「台本を何度も読み、間違いじゃないか確認しました。あんまり強そうじゃないし魚だし丼だし…。しばらく生しらす丼についてネットで検索しまくりました。最終的に『美味しいから仕方ないな』って気付いて解決しました。」と述べたが、映画公開後にTwitterで寄せられたファンからの「なぜ生しらす丼の二つ名になったのか、気になります。」という感想に「私も気になります...!」と返信している。全然解決してない模様。
Febriのガルパン最終章エンサイクロペディアには、「どん底」の名物ではないかと推測されている。
そして、「どん底の一日」で、生しらす丼を作ってお銀に振舞っており、お銀が「いつもの」と言って注文し味を褒めていることから、得意料理であることが由来と思われる。
※実は大洗漁協直営の食堂で生しらす丼定食が名物として提供されているなど、しらすは大洗観光協会公認の名産品のひとつである。彼女の二つ名もその辺りの縁から命名された可能性が高い。
