カルパッチョ(ワリオ・ザ・セブン)
わりおざせぶんのかるぱっちょ
「ヨロイ財団」という組織の総帥にして天才科学者。
ストーリー途中からウィッシュストーン争奪戦に姿を見せる。初登場したのは4話の「探せ!第三の男!」。
おしゃれにうるさいナルシストで、やたらカメラ目線でウインクする。
ボスとして2度登場し、最初に戦う時は「メタモルストーン」という発明品を使ってカルパッチョメタモに変身し、ワリオを体内に吸い込んで攻撃する。
その後、同じようにワリオを追っていたアルデンテと手を組み打倒ワリオの作戦を立てる。アルデンテにはヨロイ財団の技術を使って改造した「アルデンテロボMk2」を用意した。
そして第9話にてヨロイ財団の本部にて二度目の戦闘となる。「確かにパワーでは君に敵わない。しかしスピードならどうかな?」ということでレースで勝負する事になる……が、ぐるっと回る2レーンの内、カルパッチョは距離が短い内側を走る。一方のワリオは大回りになる上にトラップだらけの外側を走らされる。セ、セコい……。どうしても理不尽だと思うなら、ワリオからも妨害してやろう。確か本作のワリオには物を作る能力があったはず……。
ワリオはステッキオから「ウィッシュストーンは持ち主の願いを叶える秘宝」と聞かされていたが、本当は大昔に大国を滅ぼした悪魔を封印するためのものであり、全てのウィッシュストーンを揃えると封印が解けて悪魔が解放されてしまうという代物であった。
ヨロイ財団はかつてのアルデンテ家党首(後のステッキオ)からウィッシュストーンの管理を任されており、当代の財団党首であるカルパッチョも真実を知っていた。そのためワリオがウィッシュストーンを揃える=悪魔が復活するのを阻止しようと目論んだのである。
最終話にてワリオがウィッシュストーンを完成させてしまい、ついに悪魔が復活。「ウィッシュストーンは願いを叶える秘宝なんかじゃないんだよ!あの化け物を封印し…」と真実を語ろうとするも、化け物呼ばわりされて怒った悪魔に攻撃され、魂を喰われそうになるが、間一髪のところでアルデンテに助けられ戦線を離脱。
その後は登場しないが、後日談である特別編ではワリオに財宝探し対決を持ち込んでいるため無事だったことが分かる。
尚、ワリオがなぜウィッシュストーンを欲していたのかは最終面になるまで知らなかった。
沢田ユキオ作の漫画「オレだよ!ワリオだよ!!」ではカルパッチョは登場せず、カルパッチョメタモも登場こそするものの大幅に設定が変えられており、ゲームとはデザインも性格も役割も全く異なるものとなっている。