曖昧さ回避
- 本来の意味でのカレイドスコープはこちら→万華鏡
- 『ブギーポップシリーズ』の登場人物。
- 『Fate/Grand Order』に登場する概念礼装。本記事で解説。
- ジョー・リノイエが代表取締役を務める同名の音楽・声優プロダクションはこちらへ
カレイドスコープ(Fate/Grand Order)
偉大なるや魔道元帥。
多くの可能性、多くの未来を守護するもの。
その在り方は万華鏡の如し。
概説
レアリティ | SSR(☆5) |
---|---|
COST | 12 |
スキル | NPを80%(40%)チャージした状態でバトルを開始する |
限界突破 | NPを100%(50%)チャージした状態でバトルを開始する |
イラスト | pako |
()内はアーケード版でのチャージ量
性能
略称は『カレスコ』。『豊穣』・『龍脈』などの“装備者のNPゲージ(必殺技ゲージ的なもの)を一定量チャージした状態でバトルを開始できる”概念礼装のひとつ。だが最高レアらしくそのチャージ量が段違いで、初期状態でも80%と他の追随を許さないレベル。
マーリンの「夢幻のカリスマ」を始め、固定もしくは最大レベル時にNPを+20%するスキルは多く存在するため、戦闘開始直後からの宝具解放を大きく手助けする。
最大まで限界突破した状態でのチャージ量は100%で、誰であっても開幕宝具ぶっ放しが可能となる。
また、6周年時に実装された新システム「アペンドスキル」のスキル2に「魔力装填」によって、全サーヴァント共通で最大NP20%チャージした状態で戦闘開始できるようになったため、未凸でも100%チャージを狙えるようになった。
当然高い汎用性を持っており、前線要員・交代要員どちらに装備させても効果が腐ることがなく、様々な戦術が組めるのがポイント。
例えば、開幕宝具使用による種火集めの時間短縮、前衛メンバーで削ってから控えメンバーの宝具で倒す、サポート宝具をすぐに発動させて戦いを有利に進めるなどである。
しかも礼装ステータスがATKの方に全振りされているため、高レベルならば装備サーヴァントの攻撃力をそこそこ上げてくれる。
デメリットは☆5であるがゆえのコスト12という重さと一回宝具を使用すれば効果が残らない使い捨てであるという点。
また、高レアリティな上に恒常概念礼装のピックアップは基本的に行われないため、最大解放の5枚揃えるのは相当のリアルラックと途方もない回数ガチャを回す事が求められる。
もっとも、前述した「アペンドスキル」の実装で最大解放のメリットがやや薄れているため、そこまで気にしなくてもいいかもしれない。
下位互換として☆4の『虚数魔術』及び『冬の結晶』もあり、これらも最大解放すれば開幕NPチャージ75%となるため、Artsチェインを使えば次ターンにはかなりの確率で宝具解放圏内に入る。
また、イベント限定礼装の☆5や恒常の☆4礼装の一部では【最大解放でNPチャージ50%+α】の効果があるものが多く登場しており、自前のスキルでNPを確保できるサーヴァント・パーティーの場合はこれらの方が相性が良いケースも多い。
そのため、漠然と装備させるのではなく、クエストの性質やサーヴァントの特性・役割、組み合わせるメンバーなどと相談して決めるのが望ましい。
イラストのモデルはキシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ。
説明文にもあるが、カード名の『カレイドスコープ』とは英語で万華鏡のことであり、見え方により無数の美しさを見せる万華鏡のような稀代の才能を持つゼルレッチの可能性を例えたものだろう。
また、ゼルレッチは「宝石翁」と呼ばれるほど宝石魔術に長けており、遠坂家の宝石魔術は彼が手ほどきして以来現代まで続いてきたもの。宝石魔術の使い手としても最高峰に立つ彼が使う宝石は、まさに万華鏡のような美しさであろう。
アプリ版では後に、効果・描かれている人物・レアリティが全く同じで、装備時にアップするパラメーターのみが異なる※概念礼装『魔道元帥』が登場している。
※ カレスコはATK、魔道元帥はHPがそれぞれ増加する。