概要
埼玉県宇和佐町内の広域指定暴力団『宇和佐組』の新人。一人称は「おいら」。強面且つマッシブで長身の体躯。耳には凶悪で痛そうななピアスを付け、年中はち切れんばかりの半袖シャツ姿で活動する。好きなものはペロペロキャンディ。カラオケの持ち歌は某となりの替歌。
元々は半グレ集団に所属していたが、リュウにコッテリ絞められたのを契機に彼に憧れ宇和佐組に入門。IF世界線では毒母にネグレクトされて児童養護施設送り、更には素直な性格を周囲に言いように利用された挙げ句イヌヅカに倒されるも、その場に居合わせた生前のあおいに介抱されたのを契機に、宇和佐組を新たな居場所にした。
だが、頭はからっきし…と言うよりも幼い頃より素直で純粋過ぎる心故に強面から鬼ごっこでさえ鬼役にしてもらえず、便利屋レベルで周囲から利用され、借金の取り立て指針の説明や、回収は毎回失敗しており、大抵は壁役か見張り番。それだけに全うな理由で借金した挿話主人公らの元凶と云える。
一方で、兄貴分に対する敬意はしっかりと持っており、失敗から学びリュウ達目上の言葉を常時メモ書きする(ヘイジに対しては半信半疑)。猫の声真似や、台本の台詞を仕込まれて略濁点読みを多用するも、マサムネ含め堪えきれずに苦笑される。ムシャクシャした時はフライパンを紙の如く丸め、ドライバーでフルスイングすればティーグランドはクレーターの如く抉れ、強固な鍵をいとも簡単に破壊し、雷に当たってもちょっと痛いだけで済むなど超人的な戦闘力と肉体の強度・怪力、底なしの体力を誇り、周囲の雑魚掃除や、DQN追跡&回収担当を受け持つ。子供にも容赦は無いが、キツく戒めているだけで自分がやられていた頃と同様の虐待は犯していない。
最近はマサムネに「社会勉強」の名目で『宇和佐興業』の作業員としてブラック企業に出向。善悪の判断基準を自ら鍛え養わせている。