CV:川島千代子
概要
女聖闘士の掟に従い、普段は仮面で素顔を隠している。素顔はロングヘアーの美女。
シャイナと同じ必殺技サンダークロウに加えて、相手を幻覚で惑わせる「秘術ファントム幻惑拳」の使い手で、その実力はシャイナから、彼女と同等と認められている。
幽霊聖闘士とは、悪事を働いたために資格を剥奪された聖闘士のことであり、資格剥奪前は非正規の聖闘士であったため、守護星座は存在しない。
海上での特訓の邪魔になる船舶を実力で排除したため、10年前に前教皇により聖域を追放され、カリブ海の流刑地である魔界島へ、終生遠島処分とされていた。
劇中の様相
星矢たちを倒して射手座の黄金聖衣を奪えば聖域に戻すと持ちかけられ、幽霊聖闘士3羽ガラスのシーサーペント、ドルフィン、クラッグの3人を率いて、星矢たちと対戦。
幻覚攻撃で星矢を苦しめ、あと一歩のところまで追いつめるものの、自らの意志で動いた射手座の黄金聖衣に攻撃を阻まれて形勢が逆転、星矢の流星拳に敗れ去った。
星矢に対して、自分を倒せば自分たちと聖域の関係性を教えると言っていたものの、いざ倒されると「口が裂けても言えない」と結局は何も教えない、したたかな女であった。
余談
星矢との戦いでは、ガイストが射手座の聖衣の体当たりで仮面を割られて地面に叩きつけられ、すかさず星矢がガイストの背後めがけて流星拳を叩きこむという、フェミニストといわれる星矢らしからぬ姿が見られた。
またガイストは10年前に悪事で追放されたそうだが、この放映後に放映された公式本『聖闘士星矢コスモスペシャル』の設定では、シャイナは16歳である。妹分のガイストは10年前はおそらく6歳未満であり、そんな幼い身で遠島になるほどの罪を犯すとは…
共にアニメオリジナルエピソードならではの珍場面・珍設定といえよう。