概要
別冊コロコロコミックにて連載されたゲームラチェット&クランクを題材としたギャグ漫画。
作者は「つるピカハゲ丸」ののむらしんぼ。
そのほか、月刊コロコロコミックでも新作発売時に特別編が掲載されたり、月刊コロコロのラチェット記事や、小学館から発売されたラチェットの攻略本に4コマ版がたびたび掲載された。
特徴、および原作との違いや本作独自の設定
- ラチェット&クランク5までの作品の要素がベースとなっており、登場ガラメカもそれらに準ずる。完結直前に発売されたFUTUREの要素は取り入れられていない。
- ラチェットの一人称がオイラではなくオレになっている。また誕生日は不明だが星座はしし座となっている。
- ラチェットの服装は原作1作目の服装が基本だが、4th発売以降の回では同作のバトルスーツを装着することもあった。
- クランクは初期は原作同様ロボ惑星から逃げ出してきた設定であったが、終盤ではクランク星という惑星の出身という設定になった。
- クォークは、ショップのオーナー、塾の理事長、旅館の女将などいろんな職業に手をつけている。
- ガラメカの使用には免許が必要になっている。有効期限は2年間。
- 作中世界の通貨は、初期は原作同様「ボルト」だったが、途中から「円」になっている。
- ドレッドゾーンは原作のようにヒーローを強制的に戦わせる番組ではなく、視聴者参加型の格闘番組となっている。
登場人物
ラチェット
主人公。ロンバックスの少年。
クランク
ラチェットの相棒。本作では発明が得意という設定で様々なメカを作る。
キャプテン・クォーク
伝説のヒーロー…のはずだが本作では上記の通り様々な職を転々としている。
エース・ハードライト
ドレッドゾーンのチャンピオン。原作とは違いラチェットとは敵対せず味方ポジションだが、なにかとひどい目にあいがち。
登場ガラメカ
原作登場メカ
- ガラメカバズーカ
最も多く登場する本作におけるラチェットのメイン武器。1話では1作目のロケットバズーカのデザインだったが、以降は2のコンパクトバズーカのデザインとなった。
- スコーピオンテイル
4thより登場。同作の武器の中では使用頻度が高い。
- ファイアバーナー
原作1作目より登場。1話で焼き加減が甘いとラチェットがこれでファミレスのステーキを焼き直した結果、ステーキが黒コゲになってしまった。
本作オリジナルメカ
- 立体テレビパイビジョン
画面に映った人物が飛び出すTV。クォークやエースはいつもここから登場。
- ガラメカランニングマシーン
マラソン大会に出場するラチェットのためにクランクが作ったマシーン。アスファルトや砂利道、う〇こなど多数のメニューを用意。
用語
- メガロポリス
ラチェット&クランクが暮らす銀河の原作におけるケルバンやエンダコーのような大都会。
- クランク星
クランクの故郷。クランク型ロボットが暮らす星。
- バトルアリーナ
原作にも登場する闘技場。本作ではクォークがオーナーを務めるショップの屋上に存在する。
- クォーク塾
クォークが理事長を務める学習塾。しかし不合格者ばかり出したため入塾希望者はいなくなってしまった。
塾内には堂々と不合格者の名前が書かれたパネルが掛けられており、そのメンツはハムタ・ローやデンジャラ・スー、イチローン、マツイシデキ、ノムラチンボなどといったどこかで聞いたことのある名前ばかりである。