概要
追放メギドであり、メインクエスト第1章で仲間になるうちの1人。
登場経緯については下記。
プロフィール
身長 | 178㎝ |
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年齢 | 22 |
転生日 | 12月7日 |
余談だが、12月7日はメギド72のサービス開始日である。
人物
戦いや強さへの誇りを重んじており、それゆえに弱者であるヴィータを軽んじている。
ただし、その誇り高さゆえに弱者をいたぶる行為などを嫌うため、進んでヴィータを守ることもあり、誇りがあると認めた者はヴィータであっても尊重する。
転生後は闇闘技場で生まれ育てられた生まれながらの奴隷剣闘士、というかなり悲惨な境遇だが、性格上特にそれを苦にしておらず、追放メギドゆえの圧倒的な強さを得ていながら脱走もせずに剣闘士を続けていた。
しかし、見世物として連れてこられた「村喰らいの双貌獣」によって闘技場が壊滅させられてしまい、自身はなんとか逃げ延びた後「村喰らい」との決着をつけるために旅をしていた。
本編で登場するのはその最中で、ソロモンの村を滅ぼした「村喰らい」を追うソロモン一行と遭遇して同じ目的のもとに共闘し、そのまま仲間に加わる。
剣闘士時代の世話係であり、闘技場の壊滅から辛くも逃げ延びさせた少女イーナと良い関係を築いており、彼女を守ることが大きな動機になっている。
ソロモンのことは「ヴィータ」とだけ呼んで何かと下に見る向きがあるが、何だかんだ言ってその能力・人格を認めているツンデレ的な一面がある。
シナリオ上では終始シリアスなキャラクターなのだが、育成時に贈り物を与えた際に
「礼は言わん……絶対にだ!!」
「くそっ、お前は俺の母親か!」
などとやたら過剰な反応を示すことから、面白キャラとしての評価が高い。
特に後者は彼の代名詞と言っても過言ではなく、転じてプレイヤー間で「息子」というあだ名が定着している。
また、普段は笑顔を見せず、ソロモン(ひいてはプレイヤー)に対しては不愛想な態度を取っているように思えるが、ログイン時の出迎えの時は妙にニヤついたドヤ顔でこちらに話しかけてくる。
ゲーム中での性能
分類はカウンター/ファイター。
非常に高いHPと防御力に加えて、単体攻撃を全て受ける「かばう」系のスキルを持つ、明快な盾役。
特性の「リボルトストライク」は攻撃を受けた際に10%の確率で反撃し、敵にめまいを食らわせるもので「かばう」で彼に攻撃が集中することで、必然的に特性の発動確率が上昇するようになる。アタッカー相手に運良く発動すればかなりうまいものである。
メギド72において盾役は非常に重要であり、ストーリー加入メギドで唯一その役目を担うため、多くのプレイヤーが彼を通じて盾役の重要性を思い知り、そして助けられることになる。
ウェパルのような脆弱な前列アタッカーを守り、後列に強烈な攻撃を加えるトルーパーの敵からスナイパーを守る。
むしろスキルを使わずに立たせておくだけでも耐久力が高い分だけ役に立つ。
(※限られた行動回数を振り分けるゲームシステム上、行動しない味方というのはこのゲームでは珍しくない)
ファイターを優先して狙ってくる敵1体のみのボス戦の場合、前衛をガープ1人にすることで他の4人の仲間の攻撃をスキルなしにかばうことが出来る。
他の盾役はかばうスキルで同時に特定の攻撃に強い耐性を持つものが多いが、ガープのものはダメージ全般を少し軽減するという性能。
ただし、単発高火力技は直接貫通するタイプではないので、差別化は容易。
奥義を使えばアタックフォトンのダメージ(奥義を含む)を大幅に抑えることもできるが、一方で覚醒スキルは使いにくい攻撃効果だったりと、盾役の中ではある種中途半端な部分もある。
一方で、同名討伐クエストの完全攻略で入手できる専用オーブ「ベインチェイサー」の発動効果は防御力を攻撃力に転じさせて攻撃するもので、これが十分すぎる威力を持つため(2ターンに一度、何の準備もなしに他メギドの奥義並みの破壊力が出る)、入手後は立派なサブアタッカーとして活躍できる。
なお、初回ガチャで手に入るアムドゥスキアスの「伏魔殿の結界」を組み合わせれば、最初の2回はダメージを無効化できる(強化後は回復も付く)ので盾役としてはかなり頑丈になる。単発高火力の奥義を使う相手であっても「伏魔殿の結界」と「かばう」を組み合わせることで完全無力化することも可能。
難点としては素早さは低めなので、初撃はかばうことが出来ない点。1ターン目から素早い動きで高火力技を飛ばしてくる相手を護るのは苦手。
2021年7月2日のメギドの日イベントで、恋人であったイーナと念願の結婚を果たし、多くのソロモン王達に衝撃を与え、まるでヴァイガルド全体がお祭り騒ぎになったかのような祝杯ムードとなった。ソロモン王の新たな衣装として正装衣装が追加されるに留まらず、カウントダウンイラストで数多くのメギドの正装姿が描き下ろされ、専用オーブとして長らく相棒を務めてきたあのベインチェイサーまでもがイベントに合わせてバトルBGMを変更して祭りに参加。同時期に開催されたスイーツパラダイスコラボはガープの結婚式場というテーマで行われ、多くのソロモン王達が結婚を祝いにお店へと足を運んだ。
そして、結婚……そして妻のイーナの中には二人の愛の結晶である新たな命が宿っている事を知り、皆を守る事への決意を新たにしたガープは、新タクティカルソート「コロッセオ」を引っさげてラッシュへとリジェネレイトを果たした。奥義でコロッセオ状態にし、その後はスキルを連打してめまいを付与しつつ総ダメージ数を上回る事を狙っていくのが基本スタイル。