概要
シリーズ1作目「ピクミン」にのみ登場。
原生生物の「ボケナメコ」の胞子を浴びて洗脳され、敵になったピクミン。
ボケナメコの周りについて回り、オリマーを攻撃し始める。振りほどくと正気に戻る。通常のピクミンで正気に戻る事もあるが、その際は正気に戻る前に倒れることも多い。
勘違いされがちだがキノコピクミンが狙うのはオリマーのみであり、普段は通常のピクミンに襲い掛かったり攻撃をすることはない。オリマーとの距離が離れていると通常のピクミンに対してパンチで殴るモーションこそ取るものの、実際にはキノコピクミン側が一方的に攻撃されているのである。
「ポポポポ」というどこぞの都市伝説的な存在のような鳴き声を常に発しており、オリマーを攻撃する際は甲高い奇声を発する。
色は赤紫色。目付きは白目の三日月のような形になり、青ピクミンと同じ口と思しき器官が発生し、赤、黄の種類はそれぞれの特徴である鼻や耳が消失する。頭の植物は、どの成長段階であっても関係なくキノコの形になる。
その他
余談だが、チャレンジモードにおける大水源に登場するボケナメコによって赤、黄のピクミンがキノコピクミンにされた時に近くの水辺に落とし溺れさせると、姿がそのままで洗脳される前の各種フリー状態の薄い色に戻る事がある。
その際にフリー状態の青ピクミンが近くにいるとこれを味方と認識して陸地まで投げ飛ばす。助けられた後は洗脳が解けて戻るが、たまにキノコピクミンの姿のままだがその場で立ち尽くして動かなくなる時がある。
この時は何故かフリー状態と同じ扱いになり、近くでオリマーが眠ったり運べる物が落ちていると他の正常なピクミンと同じように作業を始め、作業が中断もしくは完了した時に完全に元の姿に戻る。
フリー状態でない青ピクミンは溺れている個体を敵と認識し、水面上でもがいて無防備なキノコピクミンに容赦なく攻撃を加え倒そうとする。
ピクミン4ではボケナメコが再登場しているものの、ボケナメコの胞子の効果が変更されておりキノコピクミンの再登場には至らなかった。
おそらく『2』以降で登場した新種のピクミン達が『1』で登場するピクミンの体格と全く異なるからだと思われる。