概要
旧形式はキハ10200形で、1956年度に20両(10200~10219)が製造された。製造は他のキハ01系同様東急車輛製造であった。
車体構造は他のキハ01系同様にセミモノコック構造であるが、北海道用の酷寒地仕様である為、キハ02の暖地向け車に外観が酷似しているも窓が二重窓となりスノープラウ、ホイッスルカバー、それにエンジンカバー等が装備されていた。1957年の改番後は、番号順にキハ03 1~20となった。
全車が新製配置から廃車まで北海道内で使用された。
現在、キハ03 1が小樽市総合博物館に静態保存されており、この系列の車両としては唯一の保存車である。