概要
旧形式はキハ10000形(10012〜10028)で、1955年度にキハ10000形3次車として17両が製造された。
車体は普通鋼製のセミモノコック構造を採用しており、全長10mである。前面は当時流行の「湘南顔」の2枚窓であった。運転台は一般的な左側に設置されていた。(キハ01は中央に配置)
10012〜10022が寒地向け仕様、10023〜10028が暖地向け仕様であった。1957年の称号規定改定後にも区分はされず、番号順にキハ02 1〜17となった。
運用は寒地向けが当初北海道に暖地向けが本州の中国地方や九州に配置された。後にキハ02 11以外は道外に転出した。