概要
長門有希がキョンに貰った黄緑色の風船から作った犬のような人工生命体。
所謂バルーンアート犬を作りたかった様だが、作り方を知らなかったのか勘違いしたのか中の空気を固定化させることで無理矢理犬の形にしている。
人語を介する。アニメ版の声優は白石稔。
長門家のペットで、あちゃくらさんの遊び相手。
言葉遣いは丁寧で、一見真面目そうだがわりとそうでもない。
名前の由来は体色から(自分で「体の色にちなんでキミドリさんとでも呼んでください」と発言、「さん付け要求か」とツッコまれた)で、本家の喜緑江美里とは別に関係無い。
登場初期の頃は風船らしい振る舞いだったが、話数・巻数を重ねるごとに体の形状を自由自在に操れたり、長門が操作することで中の空気のバランスを操ることが出来、水素を多めにすることでフワフワと浮き上がる様になり、引火性も高まる。
部屋の中の湿気を集めることで水風船と化す、等性質や形態を変化できる。
ただしその際身体が内側からメコメコと変形させられ、非常に不気味なため、あちゃくらさんは怖がっている。
挙句の果てには、ある程度空気を抜きペラペラになったうえで冷蔵庫の下に潜り込み「冷蔵庫に押し潰され瀕死」という体で寸劇を繰り広げたり、上記の通り水風船になったものの、梅雨で湿気過多だったせいで破裂(キミドリさんは「夢の大型犬に進化の時」と呑気していた)したりと、空気が入ってなくても大丈夫、なんなら体が千切れてもどうにでもなるという風船という概念から逸脱した存在になりつつある。