概要
『王ドロボウJING』シリーズの「JING on AIR」編の登場人物。
「盗電団」のリーダー。「盗電団」とは作中において電気を独占しようとしている"カイエ宗"から電気を盗み、貧しい人々に分け与えている義賊集団。
普段は穏やかで心優しいが、しっかりとした芯の強さを持っており、時には自己犠牲もいとわない性格をしている女性。そんな彼女は仲間からも"シスターキルシュ"と慕われており、彼女自身も仲間たちのことも"ストレイキャッツ(まよえるこねこ)"と信頼を置いている。また町の人々からも彼女たちのことは好意的に受け止められている模様。
見た目は猫耳(自前の模様)に尻尾が生えており、黒のタイトなスーツを着込んでおり、猫をイメージさせている。
最初こそ主人公・ジンと衝突していたが、後に協力してファジーネーブルを調べることとなった。途中別行動を取ってていたが、彼女の存在を邪魔だと思ったカイエ宗教祖・ペスカの奸計により"ペスカ・ギガンテッサ"(ペスカを模した巨大な雲の彫刻)の核に選ばれてしまった。核になることは実質生贄であり、そこをジンに救われた。そのような経緯から間接的な告白するなどジンを慕うようになった。また最終盤でヌード姿を披露したことで、当時の読者に衝撃を与えた。
ファンの間でも人気の高いキャラクターで、漫画家・メメ50氏も好きなキャラクターとして挙げている。ちなみに何故かしら『王ドロボウJING』シリーズの中で唯一アニメ化されなかった。その為、未だに映像化された彼女を見てみたいと望むファンもいるとかいないとか。
名前の由来は同名のスイス産のさくらんぼをベースとするリキュールの一種である。可愛いイメージを持たれるが、結構強い部類に入るお酒でそこから彼女の可憐な容姿と芯の強さを表しているのではないかとコミックスの設定集には載っている。