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概要

何年か前投稿主は友人Aを乗せ友人Bの家で酒盛りするために向かっていった。山越えの道に入り曲がりくねった一本道を走っていると軽自動車のテールランプが見えた。しかしその軽自動車は逆あおり運転並の運転であった。しかも追い越せるスペースがないため投稿主はしびれを切らし見通しのよくスペースのある道が来たら追い越すとAに伝えるがAは真っ青な顔で無言であった。

尋常じゃないと感じた投稿主はAに色々呼びかけるが返事がないイライラしキレ気味で問いかけるとAははっとした顔で口を開いた。

『あれはまずいぞ、Y(俺)!早く追い越してくれ!』

とよく分からないAのリアクションでさらにイライラ来た投稿主は少し見通しの良い道で軽自動車を追い越した。速度を上げ次第に軽自動車は見えなくなった。心なしかAの顔色も良くなった。投稿主はAに先ほどのことを尋ねた。Aはあの軽自動車はなにかがおかしい気がしたとさらにAは投稿主に軽自動車の中を見なかったか?と問いかけた。しかし投稿主は見ていなかったのでそのことを伝えるとAはこの話しを終わらせた。

ふとバックミラーを目にやると先ほどの軽自動車が投稿主の車をくっつき走り煽り運転をしていた。パッシングやハイビームなどを付けたりされ速度を上げるがそれでも追いかけてくる。挙句の果てにはクラクションを鳴らされた。あまりの異様さに投稿主は恐怖を感じ道を譲ろうと提案するするとAは物凄い剣幕で譲ったら止めたらいけないと言い返した。

左ウィンカーをだし速度をゆっくり落としたが「ゴツン」と衝撃が走った。どうやら後ろの車がバンパーをぶつけてるようだ。譲ることは不可能だと感じさらに速度を上げ道の先に駐車があることを思い出しそこへ向かった。

そして駐車の入り口が見えたがスピードをだしていたためスピンしてしまったが幸いにも広いため事故は起こさなかった。ホッとしたしたがあの軽自動車はどうなったのかという疑問が頭によぎったのもつかの間なんとその軽自動車は出入り口を防ぐ感じで止まっていた。

Aはうつむいたままであった。Aは恐怖から段々と苛立ちが立っていた。Aに「文句を言ってくる」と伝えるとAは物凄い剣幕で反対したが無視し軽自動車へと向かった。その軽自動車へ向かう途中中が見えず不思議に思ったが前面までスモークフィルムを貼ってるのか?と考え窓をノックした。運転席側の窓の窓が開くや否や投稿主は叫び声を上げ自身の車へ駆け込んだ。

その軽自動車の中には4人乗りの車に5人というそんな生易しい物ではなくおびただしい数の人がギュウギュウ詰めで乗っていた。たとえると通勤時ラッシュの電車のようであった。さらに人がテトリスのように隙間無くさらに全員真っ青であり目が空洞のようであった。老若男女いろんな人がその者達が投稿主の方へと一斉に向いた。中には首が180°曲がっている者もいた。

あまりの恐怖で車を急いで発進させ軽自動車をみないようにしようとしたが視界に入ると軽自動車の中の者達が全員こちらを向いて笑っているように見えた。そのご急に駐車場から出たため普通に走ってた相手の車とぶつかってしまった。Aは頭を打った程度であったがAは開いたエアバッグに思い切っりぶつかったのか鼻骨折・前歯が3本折れ・右足にヒビがはいった。相手の二十代女性は無傷であった。その後警察と保険会社との話し合いで解決した。

後日退院するや否や相手の女性が見舞いに尋ねた。投稿主は女性に軽自動車を尋ねたがそのような軽自動車は見てないと答えた。Aはどうやらあの軽自動車は走っている最中に中身は分かっていたようだが投稿主に変な恐怖を味わいたせたくなく黙っていた。車は故障はしなかったが気味が悪く売ったようだ。その後打ち身の痣が無数に出現した。しかも手のように見えた。大きものから小さいものまで。Aも同じような痣ができていたようだ。さらにAは母親から貰ったお守りが粉々に壊れていたようだ。

その後投稿主とAの痣はすっかりと治ったようだが投稿主はあの車がわからずじまいで煽り運転をされているとこの体験を思い出すようだ。

関連タグ

洒落怖 みっちり乗った軽自動車…同じく軽自動車の洒落怖。多くの人が乗っていたように見えた話

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ギュウギュウ詰めの軽自動車
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