概要
ブリオッシュ生地を何度も折りたたんだクロワッサン風の菓子。バターをたっぷり練り込み、外側はキャラメリゼされており、中のしっとりとした食感とバターの香り、パリパリで甘い外側の食感の違いを楽しめる。
形は四角や円形が多い。大きさは掌サイズが多いが、発祥の地・ブルターニュではホールサイズのものも。
作り方
パン生地にバターと砂糖を塗り、何度も折り畳むと、バターを塗った型で焼いて仕上げる。これにより、キャラメリゼされた甘皮が層になったパン生地が出来上がる。
歴史
1860年、ブルターニュで小麦粉不足が発生。しかし、バターは豊富に生産されていた。
ドゥアルネのパン店は代替品として、バターをたっぷり含む生地を作った。焼いたものの、失敗したと思われたが、とても美味しかった、というのが始まりだとか。
名前は、ブリトン語で「バター」を意味する「amann」と、ケーキを意味する「kouign」に由来する。
日本では1998年にブーム到来。以後はメイン画像のように定番商品化している。