概要
岐阜県地方競馬組合が笠松競馬場ダート1600mで施行する地方競馬の重賞(SPⅢ)競走である。
1978年に笠松競馬場のサラブレッド系4歳(現3歳)牝馬の東海(笠松・愛知)所属馬限定の重賞競走「クイーン特別」として創設された。
2001年から中央競馬の秋華賞のGⅠステップ競走の北陸・東海・近畿地区(2007年からは中国地区を含む、2013年福山競馬場の廃止により、再び元に戻る)のブロック代表選定競走として、優勝馬はローズステークス、紫苑ステークスのどちらかの競走に出走可能となる。更にこのどちらかの競走でローズステークスでは上位3着までに、紫苑ステークスでは上位2着までに入賞すると秋華賞へ出走可能となったが、2003年からは、秋華賞へのステップ競走は名古屋競馬場で行われる重賞競走「東海クイーンカップ」に引き継がれた。
競走名は2002年に「サラ・クイーンカップ」に、2009年に現在の「クイーンカップ」に変更された。
2012年から「東海クイーンカップ」の施行時期が夏から春に変更される事に伴い、再び、秋華賞へのステップ競走に指定される。
競走条件
出走条件
サラブレッド系3歳牝馬、東海所属。
負担重量
別定(54kg)。