クッキー☆☆☆
くっきー
2011年、クッキー☆界隈がクッキー☆☆の一期で盛り上がってる中、東方界隈では「幻想万華鏡」という東方projectの声なし二次創作アニメの声当てが流行していた。
幻想万華鏡はクッキー☆界隈では高級クッキー☆と呼ばれており、クッキー☆厨に新たなるクッキー☆誕生の兆しとしてマークされていた。
そしてある一つの動画が投稿され目を付けられた。それがリゾット姉貴の企画した『【総勢17人】幻想万華鏡 第一話「春雪異変の章」【東方アテレコアニメ】』である。
幻想万華鏡の声当てはほとんどが投稿者による一人芝居であるが、この企画は17人の声優が参加するという規模の大きさから公開される前から注目されていた。
しかし、いざ投稿されると
- 音質が悪く音量調整が雑
- 棒読みの素人演技な声優が多く、上手い声優も配役が合っていない
- 迫真の映像との落差が大きすぎる
...と、初代クッキー☆を思わせる散々な評価を受けていた。
その後まぁ例の如くクッキー☆厨達が乗り込んで来たのだが、この時点では東方民がまだ多く残っていたためコメントによる東方民vsクッキー☆厨の争いが起こり大変なことになった。
その後東方民側から「クッキー☆は東方ではない」として東方projectとは独立した独自のジャンルとして扱われるようになった。
ニコニコ動画のMAD界隈では元ネタから独立したジャンルというのは珍しくないが、そのほとんどが元ネタの公式やファンへの気遣いで独立させられており、元ネタ側(正確には元ネタの元ネタ、つまり原作の原作)から突き放されるような形で独立したのは2021年現在の時点ではテニミュの空耳ネタとクッキー☆の2つのみである。
とまぁ、そういった経緯からクッキー☆☆☆が誕生し、東方とクッキー☆が別物扱いされるきっかけとなったことから『東ク☆独立戦争』とも呼ばれるようになった。
クッキー☆界隈での知名度はAZS姉貴がクッキー☆☆に出る前に霧雨魔理沙役で出てたのが知られてる程度と低めだが、クッキー☆の歴史においては非常に重要な資料的価値の高い本編となっている。
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