概要
ドイツ、オーストリア、ハンガリーなどの一部の地域に古くから伝わる伝説の怪物。
異名通りに悪魔のような不気味な姿をしており、毛むくじゃらで長いツノと鋭い牙が生えている。
クリスマスになると、悪い事をした子供に罰を与えに現われる。
つまり、良い事をした子供達にご褒美を与えるサンタクロースと真逆の行動を行うというもの。
実は心優しい聖ニコラウスのお供であり、不気味で恐ろしい風格ながらも悪い子を正す役割を持っているのである。 ぶっちゃけ西洋版なまはげと言える。
・・・要するにリア充爆発しろとか妬む者もまた彼(ら)にとっちゃ容赦なく抹殺対象となる。人を呪わば穴二つとはまさにこのことである。
かつて異教の悪魔を信じていたヨーロッパでは冬になると自ら悪魔の姿となり鈴や鐘を鳴らしながら悪魔を追い払おうとする風習から生まれた伝統の1つであり、聖ニコラウスが訪れる12月6日頃は亡霊にまつわる行事が最も集中する時期である。
そのため、いつのまにか亡霊が聖人の付添い人として考えられるようになり、チロル全土に存在している亡霊達は様々な名前(クランプスの代表名)で呼ばれている。
キャラクターとしてのクランプス
関連タグ
サンタクロース・・・ある意味クランプスと対極をなす存在。
なまはげ・・・日本版クランプスと呼べる存在。