曖昧さ回避
ファイナルファンタジーシリーズのものは→(クリスタルを参照)
ブレイブリーデフォルト・ブレイブリーセカンドのクリスタル
ルクセンダルクの風・水・火・土を司る巨大な結晶体であり、基本的な扱いはファイナルファンタジーシリーズと同様。
クリスタル正教が管轄する「風の神殿」「水の神殿」「火の神殿」「土の神殿」に安置されており、
それぞれの神殿には「風の巫女」「水の巫女」「火の巫女」「土の巫女」がクリスタルを奉っている。
しかし、ブレイブリーデフォルトの物語の時点では健在していたのは風の巫女と水の巫女のみで、最終的には風の巫女一人だけになってしまった。
なお、巫女は担当しているクリスタルだけではなく他のクリスタルへの干渉ができる。
クリスタルの場所
- 風のクリスタル
砂漠の大地ナダラケス地方の国家ラクリーカの南部に位置する「風の神殿」に安置されている。
このクリスタルの恩恵でラクリーカの風力発電は成り立っている為、クリスタルが闇に包まれると風が止まってしまう。
- 水のクリスタル
水が豊かなフロウエル地方のフロウエルの街から南西に位置する「水の神殿」に安置されている。
この世界の水を司っており、一度クリスタルが闇に包まれると海が腐ってしまう。
- 火のクリスタル
火山の大陸エイゼン地方の火山地帯内にある「火の神殿」に安置されている。
クリスタルが闇に包まれるとマグマが荒れ狂い、火山の噴火が止まなくなる。
- 土のクリスタル
エタルニア地方のクリスタル正教総本山にある「土の神殿」に安置されている。
クリスタルが闇に包まれると大地が腐る。エタルニアの街にある病院はこのクリスタルから得られる白魔導を利用した医療を行っており、世界一の医療能力を持っている。
クリスタルの本当の秘密
ネタバレがあります!
実は4つの元素を司る他に全てのクリスタルが暴走すると、境界を貫く光の柱「ホーリーピラー」が出現し、別の世界へ繋がる道となる。
これが実はノルエンデの村に開いた大穴の原因であり、クリスタル開放(と、思っていた)の行為が恐るべき災厄を引き起こしていた事に気付いた一行には一生心に残る罪悪感となっている。
なお、実は五個目のクリスタルが存在する。そのクリスタルは「ある者」の意識が込められており、4つのクリスタルのうちひとつを意図的に破壊した場合の保険ともいうべき使い方、もう一つは光の戦士達が他の世界の自分達を呼び出す能力を持つ。
さらにブレイブリーセカンドでも再びホーリーピラーが発生する。なんと、このホーリーピラーを照射すると対象物を消滅させる事ができる事も判明。また、次元転移装置を持ちこの中に入ると時空跳躍ができてしまう。
ブレイブリーデフォルトⅡのクリスタル
これまでと同じ4つの元素を司るが、今作では亡国ミューザで厄災を封印していた存在である。またクリスタルそのものに意思らしきものがある様子。サイズはこれまでと異なり手に持て、携行できるサイズの結晶体である。クリスタル自身が光の戦士となりうる者を選んでいる節があり、それぞれが候補者の感情の昂りにクリスタルが呼応し光の戦士になりうる者の使命へと導いている。
クリスタルそのものが人の手に余る程の力を秘めているとされる。事実、単独で環境に様々な影響を及ぼす程。
風・土のクリスタルは男性、水・火のクリスタルは女性のボイス。
ネタバレになるが(?)それぞれのクリスタルの声の正体は実はセス・グローリア・エルヴィス・アデルそれぞれのキャストである。
余談
水のクリスタル関連には過去のスクウェア作品からの元ネタとわかるものがあり、水の巫女オリビアはFF3の「水の巫女エリア」、水のクリスタルで戦うボス「ルサルカ」は聖剣伝説2の水の巫女である「ルサ・ルカ」だと思われる。
また、クリスタルで戦うボスこそが本来のクリスタルの精霊である可能性がある。
BD2のクリスタルはクリスタルの意思がある点ではFF3・FF4のものに一番近い。