概要
DEATH_STRANDINGに登場するキャラクターで、ボスでありキーパーソン。
通称クリフ。
プロフィール
人物
元アメリカ陸軍特殊部隊隊長(装備類からおそらくデルタフォース))、キャプテンとの呼称から最終階級は大尉であったと思われる。
服装は現在のデルタフォースというよりは90年代のデルタフォースに近い。
経歴
イラク、アフガニスタン、および他の多くの国で戦った後、デスストランディングが起きる前に米国陸軍特殊部隊に従事した。
彼は部隊の仲間を無傷で生き残らせる事に定評があり、その部下の中にはダイハードマンことジョン・ブレイク・マクレーンも居た。
戦闘
サムとは三回戦うが一回目は第一次世界大戦、二回目は第二次世界大戦、三回目はベトナム戦争が舞台であり、その時代背景に沿った装備をした骸骨兵士をへその緒の様なものから切り離して使役し戦う。
使用銃器
本作に登場する銃器についてはほとんどが実銃を基にした架空銃であるため、現実世界で近いモデルを考察も交え説明する。
- アサルトライフル
名称は不明。銃の本体のデザインはM4カービンとFNCを混ぜたようなデザインであり、チャージングハンドルは左側に付いている。(ちなみに今作のベトナム戦争での戦闘に登場する初期型のM16もFNCを混ぜたような架空デザインになっているためこのデザインが源流で現実と同じように発展していったことが分かる。)ストックについてはデルタパッドを装着した少し古めの型のM4ストックに近い。ハンドガードはMOTS製のキーモッドMREが最も近い。銃身の長さはおそらく14.5インチだと思われる。フォアグリップに関してはQUICK DETACH THROW LEVER PISTOL GRIPが最も近いだろう。イメージとしてもかなりデルタフォースが現行で使用しているM4に近い。ちなみに骸骨兵士はフォアグリップを外したものを、モブのアメリカ兵はアイアンサイトでレールサイドにフラッシュライトを装着したセットアップで使用している。
ちなみにクリフの2018年のコンセプトアートではAK-74UのようなストックでACOGサイトがついたM4カービンを携帯していた。
- ピストル
名称は不明。サイドアームとして胸のホルスターに収まっているが劇中で撃つシーンは一切ない。デザインについてはグロックが最も近いが、S&W SIGMAのようなデザインも混じっている。
- リボルバー
ジョン・ブレイクから渡されたもので名称は「V6 CUSTOM」でデザインはチアッパライノが最も近いが銃口が下ではなく上にある。サムもあるシーンで使用する。
関連イラスト
関連タグ
※以下重大なネタバレがあり
未プレイの方は要注意
作中時点で既に故人であるが物語の途中幾度と無く回想のように登場する。その正体は最初のBBであるBB-1の父親である。
BB実験の為に生まれる前の我が子を提供しており、当時研究所の警備班に居たジョンと再会している。その後、実験の真実を知ってBBを連れ出す事を決意。ジョンの協力を得てBBの入ったポッドを持ち出すも失敗してしまう。最期はストランド大統領の命令を受けたジョン(厳密には発砲を躊躇うジョンの手を無理矢理とったストランド大統領)によって撃たれて死亡する。
その時、彼が抱えていたBBの腹部にも流れ弾或いは割れたポッドの破片が命中し致命傷によりBBも死亡してしまう...
しかしビーチに流れたBBをアメリが発見、腹部の傷を癒し生還させる。
その傷はまるで帝王切開をしたような傷跡を残し、ストランド大統領がBBとして使えなくなった彼を養子として育てることを決意する。
クリフは最期に言葉を遺していた。
「お前はただのサムではない」
「お前はサム・ブリッジズ 私(クリフ=崖、とっかかり)の息子 未来への架け橋(ブリッジ)だ」
「サム お前が 俺の代わりに本物の橋(some bridges)になれ」
BB-1の本当の名は”サム・ブリッジズ”。
そう、クリフはサムの父親だったのだ。
余談
- ハートマン役だったニコラス・ウィンディング・レフン氏はキアヌ・リーブスをクリフ役に推薦していた。ちなみに後にキアヌ・リーブスはゲームのサイバーパンク2077に出演し、同作に小島監督がゲスト出演した後にデスストランディングとコラボが行われた。
- 当初、クリフに喫煙する設定は無かったがマッツ・ミケルセン氏が喫煙していたところを見た小島監督が設定として付け加えた。