概要
CV:藤井ゆきよ
アティスマータ新王国と同盟を結ぶ北国・ユミル教国の伯爵令嬢。現在は留学生として新王国の王立士官学園に通っている。
類稀なる美貌を持つクールでスレンダーな美女だが、言い換えるとある部分が小さい。
文武両道の才女であり、特に後者の証として神装機竜〈ファフニール〉を与えられている。
実は現代の人間ではなく、ユミル教国の遺跡〈坑道〉の内部で発見された「鍵の管理者(エクスファー)」と呼ばれる古代人の末裔。遺跡の深層にアクセスする権限を有している。
彼女を遺跡から発見した養父のステイン・エインフォルク伯爵は、実子と変わらぬ愛情を注いで彼女を育てると同時に、遺跡を探るべく「管理者」の力を利用しようとする者たちから彼女を守ろうと手を尽くしてきたが、老いと負傷により自分の力ではそれが叶わないと悟り、新王国への留学を名目に教国から出した。ただし、その真意を知らないクルルシファー自身は「自分が異質だから距離を置かれている」と思ってしまい、長らく誤解が生まれることになった。
本人はこの出自や自分に余所余所しく接する家族との関係に悩み続けていたが、出自を知っても態度を変えず、窮地に陥った自分を助けてくれたルクス・アーカディアに好意を抱くようになる。
以降、不器用な姫や先輩を積極的に出し抜き、公衆の面前でルクスにキスをする、本人の承諾も無しに勝手に許婚に認定する、実家に連れて行き家族からの承諾を得て既成事実を作ろうとするといった明確な行動でアプローチをかけている。
が、当のルクスはからかわれていると思っているためその好意に未だ気づいていない。
…しかしセリスが切姫夜架に色々吹き込まれてルクスにディープキスした時はさすがに唖然とし、加えてルクスと同じ七竜騎聖のメル・ギザルト(彼女とは同郷)やソフィス・セプティ、七竜騎聖隊長のマギアルカ・ゼン・ヴァンフリーク、敵側だったローザ・グランハイドにコーラル・エスター(エーリル・ヴィー・アーカディア)までもルクスを狙い始めているので最近は焦り気味。
ルクスがメルに迫られた時はルクスでもわかるくらい不機嫌になっていた。
機竜使いとして
神装機竜・ファフニール
ユミル教国から与えられている白銀の機竜。
詠唱符は「転生せよ。財貨に囚われし災いの巨竜。遍く欲望の対価となれ、〈ファフニール〉」
機動力に優れた細身の機体で、基本装備の他に凍結弾を放つ狙撃銃と、自動防御の機能を持つ小型の盾を持つ。
神装は数秒先の未来を予知する〈財禍の叡智(ワイズ・ブラッド)〉で、敵の動きを先読みしてからの攻撃を可能としている。