概要
通称“白獅子”。
騎士団“シリニーグ”の団長にして聖剣・ラングートの使い手。
コリーア神を妄信的に信奉する聖騎士で、魔族打倒に邁進する大陸屈指の武人であり、戦場では第一聖騎士団を率いて自ら先陣を切って戦う。
その人柄と実力により、コリーア信徒からは絶大なる尊敬と信頼を集めている一方で、融通の利かない性格と異教徒や魔族に対しては、無慈悲とも取れる容赦のない仕打ちから、彼に恨みを抱く者も多い。
新生魔王軍のザキフォンとはかつての親友であったが、ドリファン帝達が行う『強制進化』を巡る意見の対立から袂を分かち、師弟関係であった黒騎士ガイザーとは、彼がジャネスの軍門に下った事に不満を抱き、耳を傾ける事を一切しなくなる等、頑なな姿勢を通し続けるが、その一方で人間的な諸さを抱えており、イプシロンからはその事に対して危惧されていた。
また、魔道世紀999年末期にコリーア神の命を受けて、コリアスティーンを包囲し神聖皇国軍を滅亡させた事が、密かに彼を想っていた女性・シャロンが出奔する原因となっている。
公式での消息が長らく不明だったが、スペクトラルフォースクロニクルにて死亡が確認されている(但し、矛盾もある為に「納得が出来ない」声もあるかもしれない)。
尚、彼が持つラングートはジャドウとの戦いで折られている。