概要
『終わりのセラフ』と小説版『終わりのセラフ 一瀬グレン、16歳の破滅』の登場人物
グレンと深夜は高校時代からの同級生であり、15歳の時から9年間チームを組んで戦ってきた仲間でもある。
グレンは高校に入学当初、自分の実力を隠すために愚者の振る舞いをしていたが、深夜は初めからその演技を見抜いていた。そして、打倒柊家を掲げる仲間として積極的にグレンにアプローチをかけていた。
グレンの従者の小百合が柊征志郎に殴られたときにグレンが何も行動を起こさなかった(実際には征志郎を止めようとしていたが)ため、グレンに「仲間が傷つけられそうになっても動くことのできないクズ」「つまんねぇ奴だな」と失望を露わにし、一時深夜はグレンに冷たい態度をとっていた。しかし高校に百夜教が襲撃してきた際にグレンの実力を知ると愚者の振りをするグレンの手助けなどをするようになる。
その後グレンが鬼に憑りつかれ窮地に陥った際には、深夜は長年秘めてきた打倒柊の野望を諦め、グレンの命を救った。この時深夜はグレンの中の鬼を抑え込むためにグレンに抱き着き、共に鎖の付いた杭に一時間もの間拘束されていた。意識が戻った際にグレンは「もう、本当に、自分のために命をかけてくれてしまった愚か者が、目の前にいて」と語っている。
深夜はグレンのチームの中では唯一グレンとほぼ互角の実力者であり、鬼呪装備で深夜が白虎丸を手にするまでは天火の陣(月鬼の組)で共に前衛を担当していた。
名古屋決戦編では「もし俺が死んでも深夜が何とかするだろう」と言っており、信頼の深さがうかがえる。
学生時代はバイクに二人乗りをしたり、明け方まで二人で物理的妨害ありでテレビゲームをしたり、夜に学校のプールで二人で落としあったり、公式での接触が非常に多い。
小説5巻で二人でラブホテルに入っていった際に、すれ違ったカップルにドン引きされる場面は必見。
24歳になった今も仲は良好のようで、暇になった深夜がグレンの執務室に押しかけたりしていた。