概要
中国南部~東南アジア諸国連合に自省する。
トリカブト、芥子、マンチニール、ギンピーギンピー……毒草は数あれど、その中でもぶっちぎりにデンジャラスな毒草。呼吸困難をメインに、下痢・視力の定価、全身の筋弛緩による脱力、昏睡など様々な症状が襲いかかる。
こんな危険な草でも薬用にした猛者がいるようで、根を乾燥させた漢方薬「鉤吻」は喘息治療や解熱、鎮痛などに用いる。
だが接種すれば死ねる程危険なため内服厳禁とされている。
また正倉院には16kg分も納められていたらしいが、現存するのは390グラムと1/40。こんな毒草を何に使ったのか、そもそも誰がなんのために16kg分も上納したのかは不明。