概要
かつてゲープコッチ島のグランプリレースで活躍した3台のレーサーの異名。
当時のゲープコッチ島のレースはようやく平民・貧民層にも開放されたばかりで、まだ貴族階級の遊びの印象が強かった。
特に四大レース貴族の筆頭と名高いクロイツナッハ家の跡取りケーニヒの活躍は目覚ましく、「レース帝王」の異名があった。
そんな中、ケーニヒに追従するレーサーがひとり現れた。正体不明のレーサーノルキア。果たして彼は何者なのか。
そして間もなく第3の男が現れた。
貧民街ポクイータウンから現れた葉巻型F1レーサーのボディを纏った男は、日に日に実力をつけて行き、レース貴族たちと互角に渡り合うほどになっていった。
男の名はノラヒカ。3台の実力は拮抗し、レコードも毎回のように更新。やがてゲープコッチの三本槍と呼ばれるようになった。
彼らの出場するレースは常に満員。チケットの取れないレースとして話題になった。
しかしある日のレースで大事故が発生。コーナーでスピンし壁に激突したノルキアが死亡、すぐ後方にいたノラヒカは責任を取ってレーサーを引退し、ケーニヒもまた表舞台から姿を消した。
余談
ノラヒカの回想シーンでメーカスと同じボディのチョロQがケーニヒとノルキアらしきレーサーと共に表彰台に上がっているが、メーカスはレーサーだったという過去は特に描写されておらず詳細は不明。