コタール症候群

こたーるしょうこうぐん

既に自分は死んでいると思い込む精神疾患。別名歩く死体症候群、虚無妄想とも呼ばれる。

概要

コタール症候群とは、自分は死んでいる、この世に存在しない、血液や内蔵を失くしたなどの妄想を抱く精神疾患の一種である。コタールというのは､この病の発見者であるジュール・コタールという神経科医の名前が由来となっている。

最重度のうつ病との見解もあり、強い抑うつ状態の中で自分はもう死んでいるという妄想を抱き、頻繁に墓地を訪れたり、ゾンビ映画などの死者に関連するコンテンツを見ると安心感や親近感が湧く様になる。また､食事や睡眠などの生命維持に必要な活動をやめてしまい､その結果死亡したという例もある。

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