概要
サヨリ科とは系統的に離れており、どちらかというとダツ科に近縁。長い下顎は収斂進化である。
主に熱帯の汽水~淡水域に分布し、汽水域のマングローブ林や河川上~下流域、農業用水、湖など、様々な陸水環境で見られる。
ほとんどの種が卵胎生で、オスは臀鰭が変形したアンドロポディウム(andropodium)と呼ばれる交接器をもつ。
観賞魚として、デルモゲニー、ヘミランフォドン、ブラックハーフビークなどが飼育される。
長い下顎は水面直下で定位するために主に機能すると考えられている。
主な種類
コモチサヨリ属
デルモゲニー属
ヘミランフォドン属
- ヘミランフォドン
- ゴールドラインハーフビーク/ヘミランフォドン・テンガー
- ゴールドスポットハーフビーク
- ヘミランフォドン・ポゴノグナタス
- レッドラインハーフビーク
- フォレストブルーラインハーフビーク
- グリーンスポットハーフビーク