概要
これまで自民党が道路や建築物などのインフラ(公共事業)に充ててきた予算を、社会福祉や子育て支援などの民生に対して充てようという民主党のマニフェストであり、そのスローガン。
このような短く分かりやすいマニフェストは民主党の政権交代を手伝い、無駄な公共事業を見直す「事業仕分け」によって歳出をできるだけ減らし、公立高校授業料を無償化する「高校無償化法」を成立させた。
その一方で「インフラ投資は人のためにある歳出だ」や「インフラか民生かの二者択一ではなくどちらにも力を注ぐべき」とする批判もある。
民主党政権もこのような政策方針に一辺倒だったわけではなく、上述の反発を受けて2011年の参院選に向けたマニフェストでは「コンクリートから人へ」といった表現を削除している。
類似タグ
官から民へ(国営でやってきたことを民営に任せる)
国から地方へ(政府の権限を地方自治体に移転)