概要
物語の舞台になるマルディアスを作り上げた創造神「マルダー」の妻とも言われている破壊女神。
あるとき、他の神々を相手に戦いをしかけた。その原因はハッキリしない。
しかし彼女の力は強大で、「彼女1人vs他の大勢の神々全て」という構図にもかかわらず
それらすべてを相手にしても引けを取らなかった。
戦いは、巨人・龍・魔王といった強大な種族をまるで消耗品のように使う激しさだった。
そこで、サイヴァは戦いに決着をつけるため、自らの小指から新たな神「エロール」を生み出す。
しかしながら、サイヴァの小指は彼女の良心が唯一残っている場所であったため、
「エロール」は光の神として生まれることとなり、逆にそれが原因で敗北。サイヴァの残躯は爆発四散した。やがて、死したサイヴァの
三柱神としてあらたな混沌を巻き起こすことになるのだが、それすらも作中より1000年前のこと。
したがって、はるかはるか昔の、遠い存在であり、作中でサイヴァの名前を口にする者は誰もいない。
人間も、亜人たちも、そして魔物さえも。