概要
一年を通して広葉樹の幹に生える扇形のきのこ。二枚貝の殻にも見える。
多年生なので冬を越して大きくなることができ、大きいものでは数十センチになる。
ちなみに横に張り出すようにして生えるので、それがイスみたいだということからサルノコシカケ(猿の腰掛)と名付けられた。
バイオリンムシ
別名ウチワムシ。
バイオリンやギターのような体型をしたユニークな虫で、サルノコシカケ類の裏に潜んで小さな虫を捕食したり、サルノコシカケ自体を食したりする。サルノコシカケと違って日本には分布しないが、産地ではこのキノコの裏側によくくっついているらしい。